杏林製薬株式会社 (4569) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジージェネリック医薬品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 40/81位
B
安定性
業種 42/85位
E
成長性
業種 55/83位
D
効率性
業種 36/84位
C
CF健全性
業種 23/74位
売上高
1263億円
粗利率
40.9%
営業利益率
2.8%
純利益率
2.7%
ROE
2.4%
ROIC
1.5%
自己資本比率
72.9%
D/Eレシオ
0.17
有利子負債
238億円
ネットキャッシュ
-120億円
NC/時価総額
-12.5%
運転資本余剰*
-176億円
運転資本余剰/時価総額*
-18.4%
フリーCF
47億円
FCFマージン
3.8%
キャッシュ化率
1.85倍
PBR
0.67倍
EV/EBITDA
13.1倍
PER
27.4倍
想定株価
1644.8円
想定時価総額
956億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1263億円 516億円 47億円 36億円 82億円 40億円 34億円
2025年3月期 1301億円 595億円 46億円 126億円 172億円 132億円 91億円
2024年3月期 1195億円 514億円 43億円 60億円 103億円 66億円 53億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1955億円 1351億円 294億円 237億円 1424億円
2025年3月期 1936億円 1361億円 351億円 222億円 1363億円
2024年3月期 1777億円 1193億円 455億円 14億円 1308億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 118億円 678億円 459億円 238億円 189億円 - -176億円
2025年3月期 150億円 657億円 461億円 284億円 200億円 - -201億円
2024年3月期 139億円 535億円 461億円 209億円 221億円 - -316億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 64億円 -16億円 -80億円 47億円
2025年3月期 35億円 -63億円 40億円 -28億円
2024年3月期 15億円 -32億円 -33億円 -16億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 60.0円 2479.3円 57.0円 95.0% -206.2円 27.4倍 1644.8円 956億円 59,945,641株 1,840,100株
2025年3月期 158.2円 2372.3円 57.0円 36.0% -230.9円 9.5倍 1502.6円 873億円 64,607,936株 6,485,200株
2024年3月期 92.7円 2276.5円 52.0円 56.1% -121.5円 19.5倍 1812.1円 1053億円 64,607,936株 6,484,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 2.4% 1.8% 1.5% 40.9% 2.8% 6.5% 2.7% 3.8% 72.9% 0.17
2025年3月期 6.7% 4.7% 5.3% 45.8% 9.7% 13.2% 7.0% -2.2% 70.4% 0.21
2024年3月期 4.1% 3.0% 2.8% 43.0% 5.0% 8.6% 4.5% -1.4% 73.6% 0.16

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -2.9% -71.6% -62.1% 3.7% 4.2% -11.4% -
2025年3月期 8.8% 109.0% 70.7% 7.2% 3.4% 35.9% 代表取締役社長 荻原豊
2024年3月期 5.5% 17.4% 12.7% 5.1% 1.0% 1.3% 代表取締役社長 荻原豊

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標杏林製薬株式会社業種中央値
ROE2.4%2.4%
ROA1.8%1.4%
営業利益率2.8%8.3%
純利益率2.7%6.8%
自己資本比率72.9%69.4%
売上成長率-2.9%4.9%
PER27.4倍16.2倍
PBR0.67倍1.18倍
EV/EBITDA13.1倍9.2倍
NC/時価総額-12.5%4.2%
運転資本余剰/時価総額-18.4%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
ゼリア新薬工業株式会社 (4559) 964億円 892億円
栄研化学株式会社 (4549) 1009億円 419億円
JCRファーマ株式会社 (4552) 694億円 403億円
持田製薬株式会社 (4534) 1225億円 1170億円
あすか製薬ホールディングス株式会社 (4886) 670億円 711億円
株式会社タウンズ (197A) 554億円 186億円
Heartseed株式会社 (219A) 421億円 30億円
生化学工業株式会社 (4548) 398億円 366億円
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AI分析(2026年3月期)

創薬バイオテクノロジージェネリック医薬品
新医薬品創出・導入Vision 110長期ビジョン健康関連事業薬価制度改革研究開発費増

見通し: 2025年度は売上高1,263億円、営業利益156億円(研究開発費控除前)を目標とし、中計Stage2では導入品獲得を最優先に積極投資で持続的成長を目指す。新薬創出力強化と健康関連事業との相乗効果が鍵。

強み: 「Vision 110」長期ビジョンに基づき、新医薬品創出と健康関連事業の複合展開で人々の健康に幅広く貢献。創薬・導入活動に注力。

懸念: 前期の海外導出一時金収入反動減による大幅な利益減少。新薬導入一時金負担増、長期収載品の選定療養等の影響による研究開発費控除前営業利益率の未達。

リスク: 研究開発リスク:新薬開発の成功確率の低さと長期投資。安定供給リスク:特定取引先への依存と品質管理問題。医療制度改革リスク:薬価改定による収益への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

杏林製薬グループは、「生命を慈しむ心を貫き、人々の健康に貢献する社会的使命を遂行します」という企業理念のもと、医薬品の製造販売を中核事業として展開する製薬企業です。創業110周年に向けた長期ビジョン「Vision 110」を掲げ、新医薬品事業を中核に据えつつ、健康関連事業も複合的に展開し、人々の健康に幅広く貢献することを目指しています。事業は医薬品事業の単一セグメントであり、自社創薬に加え、外部からの導入やアライアンス戦略も活用し、開発パイプラインの拡充と新薬の創出力強化に注力しています。連結子会社である杏林製薬株式会社、キョーリンリメディオ株式会社、キョーリン製薬グループ工場株式会社が、それぞれ医薬品の製造販売、試験等を行っています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が1,263億円で前期比2.9%減となりました。これは、新医薬品(海外)における前期の大型契約一時金収入の反動減が主な要因です。国内医療用医薬品業界は薬価改定などの医療費抑制策により厳しい事業環境にありましたが、国内新医薬品等は主力製品の伸長や新薬の成長により前期を上回りました。後発医薬品も薬価改定や選定療養等の影響を受けつつも、新製品の寄与等で増加しました。利益面では、売上総利益が前期比で大きく減少しました。これは、研究開発費の増加が響いたことが主因であり、営業利益は36億円(同71.6%減)、経常利益は40億円(同69.5%減)、当期純利益は34億円(同62.1%減)となりました。株主還元としては、一株当たり配当57円(同0.0%)と、配当維持の方針が示されています。

強みと競争優位性

杏林製薬グループの強みは、長年にわたり培ってきた低分子創薬技術と、それに裏打ちされた新薬創出力です。また、中期経営計画「Vision 110」における「積極的な導入投資による開発パイプラインの拡充」や「新薬の普及最大化」といった戦略は、外部リソースを効果的に活用し、競争の激しい医薬品市場での優位性を確立しようとするものです。特に、新医薬品の比率を55.4%(目標50%以上)まで高め、売上高も目標を上回った実績は、営業活動の有効性を示唆しています。さらに、後発医薬品事業におけるオーソライズド・ジェネリックの製造・販売や、持続可能な企業基盤構築に向けたグループ体制の刷新、本社移転といった取り組みは、事業基盤の強化と効率化に寄与しています。

リスク要因

医薬品業界特有の研究開発リスクは、新薬開発に多額の投資と長い期間を要し、成功確率も低いという性質上、常に存在します。開発遅延や中止、提携条件の変更・終了は経営成績に重大な影響を与えうる要因です。また、薬価改定を含む医療制度改革や、医薬品の副作用発現、知的財産権侵害のリスクも無視できません。安定供給に関しても、特定の取引先への依存や、サプライチェーンにおける予期せぬ事象はリスクとなり得ます。さらに、サイバー攻撃や情報流出、大規模自然災害、金融市場の変動なども、事業継続性や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

杏林製薬グループは、製薬企業として「AI・創薬」といったテーマに間接的に関連しています。AI技術は、新薬開発における候補物質の探索や臨床試験の効率化に貢献する可能性があり、同社が掲げる「価値の高い新薬の創出力強化」や「導入品獲得力の継続的な強化」といった戦略において、AIの活用は将来的な競争力向上に繋がる可能性があります。また、健康寿命の延伸や高齢化社会といった「ヘルスケア」分野とも密接に関連しており、新医薬品事業と健康関連事業の複合的な展開は、これらの社会的なニーズに応えるものです。ただし、直接的にAIや半導体、EV、防衛といったテーマに深く関わる事業構造ではありません。

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