あすか製薬ホールディングス株式会社 (4886) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
医療機器バイオテクノロジー
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 22/81位
B
安定性
業種 47/85位
C
成長性
業種 17/83位
C
効率性
業種 21/84位
D
CF健全性
業種 29/74位
売上高
711億円
粗利率
48.0%
営業利益率
8.2%
純利益率
7.6%
ROE
7.7%
ROIC
5.0%
自己資本比率
62.6%
D/Eレシオ
0.16
有利子負債
114億円
ネットキャッシュ
-13億円
NC/時価総額
-1.9%
運転資本余剰*
-122億円
運転資本余剰/時価総額*
-18.1%
フリーCF
6億円
FCFマージン
0.8%
キャッシュ化率
1.16倍
PBR
0.95倍
EV/EBITDA
7.8倍
PER
12.3倍
想定株価
2360.3円
想定時価総額
670億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 711億円 341億円 29億円 58億円 88億円 57億円 54億円
2025年3月期 641億円 313億円 22億円 53億円 76億円 51億円 51億円
2024年3月期 628億円 307億円 27億円 65億円 92億円 65億円 75億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1124億円 614億円 223億円 133億円 704億円
2025年3月期 1005億円 580億円 229億円 85億円 653億円
2024年3月期 907億円 561億円 240億円 48億円 619億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 101億円 292億円 160億円 114億円 173億円 24億円 -122億円
2025年3月期 106億円 263億円 152億円 109億円 123億円 44億円 -123億円
2024年3月期 167億円 204億円 156億円 95億円 157億円 - -72億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 63億円 -58億円 -8億円 6億円
2025年3月期 25億円 -61億円 -30億円 -36億円
2024年3月期 15億円 17億円 -39億円 32億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 191.1円 2477.8円 60.0円 31.4% -46.1円 12.3倍 2360.3円 670億円 28,763,199株 365,000株
2025年3月期 179.9円 2302.6円 55.0円 30.6% -10.5円 12.8倍 2303.4円 653億円 28,763,199株 397,400株
2024年3月期 266.5円 2186.1円 40.0円 15.0% 256.0円 8.3倍 2220.0円 629億円 30,563,199株 2,231,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.7% 4.8% 5.0% 48.0% 8.2% 12.3% 7.6% 0.8% 62.6% 0.16
2025年3月期 7.8% 5.1% 4.9% 48.9% 8.3% 11.8% 8.0% -5.7% 65.0% 0.17
2024年3月期 12.2% 8.3% 6.4% 48.8% 10.3% 14.6% 12.0% 5.1% 68.3% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 10.9% 9.4% 6.3% 5.6% - 4.5% -
2025年3月期 2.1% -18.0% -32.4% 4.3% - 3.6% 代表取締役社長 山口隆
2024年3月期 3.9% 27.3% 78.0% - - - 代表取締役社長 山口隆

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標あすか製薬ホールディングス株式会社業種中央値
ROE7.7%2.4%
ROA4.8%1.4%
営業利益率8.2%8.2%
純利益率7.6%6.5%
自己資本比率62.6%69.7%
売上成長率10.9%4.7%
PER12.3倍16.9倍
PBR0.95倍1.18倍
EV/EBITDA7.8倍9.4倍
NC/時価総額-1.9%4.2%
運転資本余剰/時価総額-18.1%-3.9%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
JCRファーマ株式会社 (4552) 694億円 403億円
株式会社タウンズ (197A) 554億円 186億円
Heartseed株式会社 (219A) 421億円 30億円
生化学工業株式会社 (4548) 398億円 366億円
杏林製薬株式会社 (4569) 956億円 1263億円
富士製薬工業株式会社 (4554) 379億円 517億円
ゼリア新薬工業株式会社 (4559) 964億円 892億円
栄研化学株式会社 (4549) 1009億円 419億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

AI分析(2026年3月期)

医療機器バイオテクノロジー
スペシャリティ領域(産婦人科、甲状腺)の拡充ベトナムHataphar社新工場稼働によるグローバル事業基盤強化創薬基盤強化とオープンイノベーションアニマルヘルス事業の拡大DX推進と情報セキュリティ強化

見通し: 中期経営計画2028では2028年度に売上高850億円、営業利益率10%を目指す。ベトナム新工場稼働や新製品投入、アジア展開強化が成長ドライバーとなる見込み。

強み: 産婦人科・甲状腺領域でのスペシャリティ領域深化と、グローバル展開を支える事業基盤構築に強みを持つ。

懸念: 主要取引先への依存度が高く(売上高の約8割)、取引関係に変化が生じた場合、業績に大きな影響を与える可能性がある。

リスク: 医薬品開発における不確実性、市販後副作用による販売中止リスク、薬価改定等の法規制変更リスク、特定取引先への依存、海外事業における地政学リスクや為替変動リスクなどが挙げられる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社グループは、医薬品事業を中核とし、アニマルヘルス事業、海外事業、検査・アラウンドピル事業を展開するヘルスケア企業である。医薬品事業では、産婦人科、甲状腺、内科、泌尿器科領域を中心に医療用医薬品の研究開発、製造、販売を手掛けている。主力製品には、子宮筋腫・子宮内膜症治療剤「レルミナ」や月経困難症治療剤「ドロエチ」、甲状腺ホルモン剤「チラーヂン」、難吸収性リファマイシン系抗菌薬「リフキシマ」などがある。アニマルヘルス事業では動物用医薬品や飼料添加物を、海外事業ではベトナム子会社を中心に医療用医薬品の製造・販売を行っている。その他事業では臨床検査や医療機器等を手掛ける。2026年3月期は、中期経営計画「中期経営計画2025」の最終年度として、売上高700億円、営業利益率8%、ROE8%の目標を達成した。持株会社体制のもと、グループ全体の経営管理を行い、先端創薬を通じて人々の健康と社会に貢献することを目指している。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比10.9%増の711億円、営業利益が同9.4%増の58億円、経常利益が同10.9%増の57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.3%増の54億円と、増収増益を達成した。この増収増益は、主力である医薬品事業の堅調な推移に加え、ベトナム製薬企業Ha Tay Pharmaceutical Joint Stock Companyを連結子会社化したことが主な要因である。特に医薬品事業では、「レルミナ」「ドロエチ」「チラーヂン」「リフキシマ」といった重点製品が薬価改定の影響を受けながらも伸長した。一方、売上原価率は前期比0.9ポイント上昇したが、売上高の増加が吸収し、売上総利益は増加した。販売費及び一般管理費は、研究開発費の増加や海外事業に係る人件費の増加等により増加したが、増収効果により営業利益は増加した。純資産は同6.5%増の639億円、総資産は同11.8%増の1,124億円となった。現金及び預金は同4.5%減の101億円となったものの、営業キャッシュフローは同153.6%増の63億円と大幅に改善した。

強みと競争優位性

当社の強みは、産婦人科領域を中心にスペシャリティ領域における高い専門性とリーディングカンパニーとしての地位を確立している点にある。主力製品である「レルミナ」や「ドロエチ」の継続的な伸長は、その市場における優位性を示している。また、「チラーヂン」や「リフキシマ」といった内科領域の主力製品も着実に成長しており、収益基盤の安定化に寄与している。さらに、ベトナムのHa Tay Pharmaceutical Joint Stock Companyを連結子会社化したことで、海外事業への展開を加速させ、グローバルな事業基盤の構築を進めている。これは、将来的な成長ドライバーとして期待できる。研究開発においても、イオンチャネルを含む創薬基盤の強化やオープンイノベーションの活用を通じて、継続的な新薬創出を目指しており、パイプラインの拡充に注力している。こうした独自の専門性とグローバル展開への意欲が、競争優位性を支えている。

リスク要因

医薬品業界特有の研究開発リスクは、新薬創出における多額の費用と長い年月、そして成功確率の低さに起因する。期待した有効性や安全性が証明できず、開発中止となれば、経営成績に大きな影響を及ぼす可能性がある。また、市販後に予期せぬ副作用が発見された場合、販売中止や回収に至るリスクも存在する。法規制や制度改革、特に薬価改定や医療制度の変更は、売上高や収益性に直接的な影響を与える要因となる。さらに、医薬品の製造に必要な原材料やエネルギー価格の変動、国際情勢の変化による供給途絶リスクも無視できない。特定取引先への依存度が高いことも、取引関係に変化が生じた場合に経営成績に影響を及ぼす可能性がある。サイバー攻撃による情報漏洩やシステム障害のリスクも、DX推進と並行して対策強化が求められる。

投資テーマとの関連

当社は、「先端の創薬を通じて人々の健康と明日の社会に貢献する」という理念のもと、医薬品事業を核に事業を展開しており、ヘルスケア分野における重要なプレーヤーである。特に、高齢化社会の進展や健康寿命の延伸といった社会的なニーズに応える製品開発は、長期的な成長が見込まれるテーマである。また、アジアを中心としたグローバル展開は、新興国市場の成長を取り込むという観点からも注目される。ベトナムでの新工場稼働は、グローバルサプライチェーンの最適化や、現地の医療ニーズへの対応といった文脈で、関連投資テーマとの接点を持つ。持続可能な開発目標(SDGs)への貢献を掲げている点も、ESG投資の観点から評価される可能性がある。AIやビッグデータといった先端技術の活用による創薬プロセスの効率化や、個別化医療への対応なども、将来的な成長可能性を秘めている。

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