東京インキ株式会社 (4635) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学自動車部品ESG脱炭素サーキュラーエコノミーDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 149/215位
C
安定性
業種 122/215位
B
成長性
業種 22/214位
C
効率性
業種 81/215位
B
CF健全性
業種 91/215位
売上高
499億円
粗利率
16.6%
営業利益率
4.4%
純利益率
3.7%
ROE
5.9%
ROIC
4.1%
自己資本比率
59.4%
D/Eレシオ
0.19
有利子負債
62億円
ネットキャッシュ
-20億円
NC/時価総額
-11.7%
運転資本余剰*
-117億円
運転資本余剰/時価総額*
-69.2%
フリーCF
25億円
FCFマージン
5.0%
キャッシュ化率
1.27倍
PBR
0.53倍
EV/EBITDA
4.9倍
PER
9.2倍
想定株価
1356.5円
想定時価総額
169億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 499億円 83億円 16億円 22億円 38億円 25億円 19億円
2025年3月期 468億円 72億円 15億円 13億円 28億円 7億円 12億円
2024年3月期 439億円 65億円 13億円 8億円 21億円 10億円 9億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 537億円 312億円 160億円 56億円 319億円
2025年3月期 508億円 297億円 164億円 46億円 296億円
2024年3月期 525億円 311億円 181億円 50億円 292億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 42億円 103億円 108億円 62億円 54億円 - -117億円
2025年3月期 37億円 95億円 104億円 69億円 45億円 - -127億円
2024年3月期 37億円 99億円 102億円 75億円 50億円 - -144億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 24億円 9800万円 -20億円 25億円
2025年3月期 23億円 -12億円 -13億円 11億円
2024年3月期 20億円 -13億円 -4億円 7億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 147.4円 2552.4円 63.0円 42.7% -158.9円 9.2倍 1356.5円 169億円 13,628,790株 1,133,600株
2025年3月期 89.0円 2276.5円 38.0円 42.7% -247.8円 9.3倍 827.5円 108億円 13,628,790株 613,000株
2024年3月期 67.2円 2196.5円 20.0円 29.8% -285.5円 10.3倍 691.7円 92億円 13,628,790株 331,000株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.9% 3.5% 4.1% 16.6% 4.4% 7.7% 3.7% 5.0% 59.4% 0.19
2025年3月期 4.0% 2.3% 2.5% 15.3% 2.8% 6.0% 2.5% 2.4% 58.3% 0.23
2024年3月期 3.0% 1.7% 1.5% 14.8% 1.8% 4.8% 2.0% 1.6% 55.7% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 6.7% 69.4% 58.2% 4.8% 5.5% - -
2025年3月期 6.6% 70.4% 33.9% 4.2% 1.9% 24.7% 代表取締役社長 堀川聡
2024年3月期 1.2% 3557.1% -46.4% 4.8% -0.3% 44.2% 代表取締役社長 堀川聡

業種比較(化学、214社中央値)

指標東京インキ株式会社業種中央値
ROE5.9%6.5%
ROA3.5%4.0%
営業利益率4.4%7.3%
純利益率3.7%5.2%
自己資本比率59.4%64.4%
売上成長率6.7%2.1%
PER9.2倍13.2倍
PBR0.53倍0.85倍
EV/EBITDA4.9倍6.2倍
NC/時価総額-11.7%4.9%
運転資本余剰/時価総額-69.2%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
児玉化学工業株式会社 (4222) 164億円 827億円
フクビ化学工業株式会社 (7871) 175億円 406億円
東邦化学工業株式会社 (4409) 160億円 536億円
アキレス株式会社 (5142) 180億円 818億円
フマキラー株式会社 (4998) 181億円 774億円
大日精化工業株式会社 (4116) 184億円 1243億円
大成ラミックグループ株式会社 (4994) 154億円 325億円
住友精化株式会社 (4008) 153億円 1484億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2021年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

機能性化学自動車部品
サステナブル対応製品事業ポートフォリオ変革インキ・化成品・加工品事業価格転嫁・業務効率化気候変動対応

見通し: 2026年3月期は売上高6.7%増、営業利益69.4%増と大幅な増益を達成。中期経営計画「TOKYOink 2027」に基づき、高付加価値製品・サステナブル対応製品開発、既存事業の成長分野への投資、コスト上昇分の価格転嫁、業務効率化を推進し、持続的な成長を目指す。

強み: 100年の歴史を持つインキ・着色剤メーカー。培ってきた色彩技術と樹脂加工技術を核に、環境・社会課題解決に貢献する製品開発で差別化を図る。

懸念: 世界経済の不確実性、原材料価格の高騰、デジタル化へのシフト、環境規制強化などが事業に影響を与える可能性がある。特に、原油・ナフサ等石油由来製品の価格変動リスク。

リスク: 1. 事業継続リスク:自然災害の頻発・激甚化、感染症パンデミック等による操業停止リスク。 2. 気候変動リスク:石化由来原材料の使用による環境負荷、温室効果ガス排出量削減の失敗リスク。 3. ITリスク:サイバー攻撃や情報漏洩による信頼性低下、業務継続性への影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当社は、1923年の創業以来、印刷用インキの製造・販売を起点に、プラスチック着色剤、機能性製品、そして特殊な樹脂加工品へと事業領域を拡大してきた化学メーカーです。パーパスとして「『伝える』『彩る』『守る』ことで、豊かな未来を実現する」を掲げ、印刷物やプラスチック容器を通じて情報を「伝え」、多様な色材で生活を「彩り」、バイオマス製品や土木資材等で地球や生活を「守る」という想いを事業活動に込めています。主力事業はインキ事業、化成品事業、加工品事業、不動産賃貸事業の4つで構成されています。インキ事業ではオフセット、グラビア、インクジェットインキを提供し、化成品事業ではマスターバッチやコンパウンドといったプラスチック着色剤・機能性材料を、加工品事業では土木資材やフィルム製品などを展開しています。これらの事業を通じて、社会の発展と人々の豊かな暮らしに貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当社は売上高499億2千6百万円、前期比6.7%増と堅調な増収を達成しました。特にインキ事業が12.4%増、化成品事業が5.9%増とそれぞれ伸長し、事業全体の成長を牽引しました。営業利益は22億1千7百万円と、前期比69.4%の大幅増益を記録しました。これは、販売価格の改定浸透や高付加価値製品の販売拡大による利益率の改善が主な要因です。経常利益は24億5千4百万円、前期比247.6%増とこちらも大幅に増加しましたが、これは米国子会社での出資金運用損の解消が大きく寄与しました。親会社株主に帰属する当期純利益は18億6千7百万円、前期比58.2%増となりました。加工品事業におけるネトロン事業の業績悪化による減損損失を計上したものの、福岡支店および大阪支店の売却益、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益などがこれを上回り、利益を押し上げました。

強みと競争優位性

当社の強みは、100年以上にわたる歴史の中で培ってきたインキおよび色彩技術、そして多様な素材と加工技術の応用力にあります。インキ事業では、オフセットインキにおける選択と集中により利益最大化を図りつつ、グラビアインキやインクジェットインキでは機能性製品の伸長に注力しています。化成品事業では、機能性包材用途を中心に自社製品の販売強化やASEAN地域での販売促進を進め、特にマスターバッチやコンパウンドにおける自社製品比率の拡大と注力分野への取り組み強化が競争優位性を築いています。加工品事業においても、市場成長が期待される土木資材や、食品包装・産業用途で展開する一軸延伸フィルムなど、高機能製品の開発・拡販を推進しており、ニッチ市場における独自のポジションを確立しています。また、長期ビジョン「TOKYOink Vision 2030」に基づき、サステナブル対応製品の開発や事業ポートフォリオの変革を積極的に進めており、環境意識の高まりといった市場トレンドへの対応力も強みと言えます。

リスク要因

当社グループが認識している主要なリスクとしては、まず「事業継続に関するリスク」が挙げられます。自然災害の頻発・激甚化は操業停止による収益圧迫につながる可能性があり、原材料の供給途絶もリスク要因です。次に「人的資本に関するリスク」では、優秀な人材の確保・育成、多様な労働力への対応、従業員の過労やメンタルヘルス管理などが課題となります。また、「ITに関するリスク」として、サイバー攻撃による情報漏洩やシステムダウンは事業継続に甚大な影響を及ぼす可能性があります。さらに、気候変動への対応は、石化由来原材料を多く扱う当社にとって重要なリスクであり、温室効果ガス排出量削減の失敗などが懸念されます。「事業ポートフォリオに関するリスク」では、業界再編や新規参入者の台頭、景気・市況による需要変動への対応遅れが収益低下につながる可能性があります。その他、特定顧客・市場への依存、製品検査・製造プロセスの欠陥、為替変動、政情不安などもリスクとして認識されています。

投資テーマとの関連

当社は、その事業内容を通じて複数の投資テーマと関連性を持っています。まず、「サステナビリティ」は、当社が中期経営計画で掲げる「サステナブル対応製品」の開発・販売強化や、温室効果ガス排出量削減、環境負荷低減といった取り組みに直接的に関連します。また、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、ITリスク管理体制の強化や、AIを活用した技術情報整理・展開支援、製造プロセスの自動化・効率化促進など、事業運営の効率化やリスク低減に貢献する可能性があります。さらに、化成品事業における機能性材料や、加工品事業での高機能フィルムなどは、「素材」「化学」といったテーマとも親和性が高いと言えます。特に、社会課題解決に繋がる「守る」製品群(バイオマス製品、土木資材等)の拡充は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。これらのテーマへの取り組みを通じて、持続的な企業価値向上を目指しています。

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