東邦化学工業株式会社 (4409) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学電子材料半導体DX環境技術
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 161/215位
E
安定性
業種 206/215位
C
成長性
業種 126/214位
D
効率性
業種 161/215位
D
CF健全性
業種 176/215位
売上高
536億円
粗利率
16.0%
営業利益率
3.9%
純利益率
2.9%
ROE
6.3%
ROIC
2.8%
自己資本比率
33.9%
D/Eレシオ
1.19
有利子負債
286億円
ネットキャッシュ
-234億円
NC/時価総額
-146.1%
運転資本余剰*
-182億円
運転資本余剰/時価総額*
-113.7%
フリーCF
-2億円
FCFマージン
-0.4%
キャッシュ化率
2.88倍
PBR
0.67倍
EV/EBITDA
8.1倍
PER
10.5倍
想定株価
762.8円
想定時価総額
160億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 536億円 86億円 28億円 21億円 49億円 19億円 15億円
2025年3月期 536億円 82億円 28億円 18億円 47億円 18億円 15億円
2024年3月期 506億円 68億円 30億円 8億円 37億円 7億円 5億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 708億円 359億円 234億円 233億円 240億円
2025年3月期 679億円 369億円 238億円 230億円 210億円
2024年3月期 699億円 381億円 253億円 255億円 191億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 51億円 165億円 115億円 286億円 64億円 - -182億円
2025年3月期 57億円 167億円 114億円 286億円 37億円 - -181億円
2024年3月期 66億円 160億円 126億円 303億円 48億円 - -187億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 44億円 -46億円 -4億円 -2億円
2025年3月期 33億円 -26億円 -19億円 7億円
2024年3月期 34億円 -19億円 -9億円 15億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 72.7円 1142.8円 22.0円 30.3% -1114.4円 10.5倍 762.8円 160億円 21,350,000株 322,000株
2025年3月期 73.4円 998.2円 20.0円 27.2% -1087.9円 9.2倍 675.5円 142億円 21,350,000株 322,000株
2024年3月期 26.0円 907.5円 17.0円 65.4% -1127.3円 20.3倍 527.6円 111億円 21,350,000株 321,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.3% 2.2% 2.8% 16.0% 3.9% 9.1% 2.9% -0.4% 33.9% 1.19
2025年3月期 7.3% 2.3% 2.6% 15.3% 3.4% 8.7% 2.9% 1.4% 30.9% 1.36
2024年3月期 2.9% 0.8% 1.1% 13.5% 1.5% 7.4% 1.1% 2.9% 27.3% 1.59

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.0% 15.0% -1.0% -1.1% 5.7% 14.7% -
2025年3月期 6.0% 135.4% 182.6% 2.4% 4.9% 10.5% 代表取締役社長 中崎龍雄
2024年3月期 -8.6% -44.3% -44.1% 7.6% 2.2% -17.8% 代表取締役社長 中崎龍雄

業種比較(化学、214社中央値)

指標東邦化学工業株式会社業種中央値
ROE6.3%6.5%
ROA2.2%4.0%
営業利益率3.9%7.3%
純利益率2.9%5.2%
自己資本比率33.9%64.4%
売上成長率0.0%2.2%
PER10.5倍13.2倍
PBR0.67倍0.85倍
EV/EBITDA8.1倍6.2倍
NC/時価総額-146.1%4.9%
運転資本余剰/時価総額-113.7%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
児玉化学工業株式会社 (4222) 164億円 827億円
大成ラミックグループ株式会社 (4994) 154億円 325億円
住友精化株式会社 (4008) 153億円 1484億円
東邦アセチレン株式会社 (4093) 153億円 346億円
東京インキ株式会社 (4635) 169億円 499億円
フクビ化学工業株式会社 (7871) 175億円 406億円
三和油化工業株式会社 (4125) 142億円 203億円
アキレス株式会社 (5142) 180億円 818億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

機能性化学電子材料
電子情報材料事業の拡大東邦化学(上海)有限公司の成長軌道高機能・高付加価値製品の開発加速最適生産体制構築による生産性改善AI活用による業務効率化(MI)

見通し: 中期経営計画「TOHO Step Up Plan 2027」に基づき、電子情報材料事業の拡大と海外市場開拓に注力。2028年3月期売上高600億円、営業利益30億円を目指す。原料価格高騰や競争激化が懸念されるが、高付加価値製品開発や生産性向上で成長を目指す。

強み: ファインケミカル中心の中堅化学メーカー。多様な製品群と技術力を有し、電子情報材料分野での成長が期待される。中国拠点の黒字化も進展。

懸念: 原料価格の変動や調達リスク。海外安価品や新興国企業の台頭による価格競争激化。中国拠点の業績変動リスク。

リスク: 1. 原材料価格高騰と調達リスク:原油価格変動の影響を受けやすく、転嫁困難な場合は利益圧迫。複数購買や自製化研究で対応も、サプライチェーン寸断リスクあり。2. 災害・事故・感染症リスク:国内生産拠点の集中、専用設備のリスク。火災・爆発事故発生時の影響大。3. 中国事業リスク:カントリーリスク、為替変動、感染症、規制強化等、上海拠点の業績変動が全体に影響。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00886は、ファインケミカル分野を中心に、界面活性剤、樹脂、化成品、スペシャリティーケミカルといった多岐にわたる化学製品を製造・販売する中堅化学メーカーです。創業以来の「技術重視」の経営姿勢を貫き、「小粒でも光る」企業を目指しています。主力事業の一つである界面活性剤は、香粧原料、プラスチック用添加剤、土木建築用薬剤、農薬助剤、繊維助剤、紙パルプ用薬剤など、幅広い用途で展開されています。樹脂事業では石油樹脂や合成樹脂、樹脂エマルション、アクリレートなどを手掛け、化成品事業では合成ゴム・ABS樹脂用ロジン系乳化重合剤や石油添加剤、金属加工油剤などを扱います。スペシャリティーケミカル事業は、電子情報産業用の微細加工用樹脂や医薬品用溶剤などが中心であり、近年、この分野での成長が顕著です。同社は、これらの多様な製品群と技術力を基盤に、社会のニーズに応える製品開発を通じて社会貢献を目指しています。2026年3月期においては、売上高536億円、営業利益21億円を計上し、安定した事業基盤を維持しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期決算では、売上高は前期比0.0%の536億円とほぼ横ばいでした。営業利益は同+15.0%の21億円、経常利益は同+10.2%の19億円と増益を達成しました。特に営業利益は6期ぶりに20億円台に回復し、堅調な推移を示しました。当期純利益は前期比-1.0%の15億円となりました。セグメント別では、スペシャリティーケミカル事業が同+5.0%と最も大きく伸長し、売上高166億円を記録しました。これは、電子情報産業用微細加工用樹脂の復調が寄与しています。一方、界面活性剤事業は同-3.2%と減収でしたが、売上構成の変化や採算改善によりセグメント利益は増加しました。樹脂事業は微増収、化成品事業は微減収でした。営業キャッシュ・フローは前期比+33.5%の44億円と大幅に改善し、財務体質の健全性を示す指標の一つです。株主還元としては、1株配当が前期比+10.0%の22円となりました。

強みと競争優位性

E00886の強みは、長年培ってきた「技術重視」の経営姿勢に裏打ちされた、ファインケミカル分野における独自性の高い技術力と多様な製品群にあります。これにより、特定の製品や顧客への依存度を低減し、景気変動の影響を緩和できる事業ポートフォリオを構築しています。特にスペシャリティーケミカル事業における電子情報産業用材料などは、高い技術力が求められる分野であり、競争優位性の源泉となっています。また、海外市場、特に中国市場での事業展開も進めており、上海拠点の生産能力増強や稼働率向上に注力することで、グローバルな競争力を高めています。さらに、近年はAI(Material Informatics)の活用を研究するなど、デジタルトランスフォーメーション(DX)による生産性向上や業務効率化も進めており、将来的な競争優位性の強化に繋がる可能性があります。品質管理の厳格化や納期遵守といった顧客からの信頼獲得も、継続的な競争優位性の維持に貢献しています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因として、まず原材料価格の変動と調達リスクが挙げられます。主要原料である石油化学製品や油脂の価格は原油価格に連動しやすく、価格高騰や調達難は利益率の低下に直結する可能性があります。また、自然災害や事故、感染症の発生による生産停止リスクも無視できません。特に、国内生産能力の大部分が千葉県、神奈川県、茨城県に集中している点は、広域災害発生時のリスクを高めます。情報セキュリティリスクも顕在化しており、過去には不正アクセスによる情報流出事案が発生しています。これは、社会的信用の失墜や競争力低下に繋がる可能性があります。さらに、海外、特に中国におけるカントリーリスクや為替相場変動リスクも、事業展開において考慮すべき要因です。競争環境においては、海外安価品の流入や新興国企業の台頭、競合他社の技術力向上などが挙げられ、価格競争の激化や市場シェアの低下リスクが存在します。

投資テーマとの関連

E00886は、直接的にAIや半導体、EVといった最先端の成長テーマに深く関わる事業構造ではありません。しかし、スペシャリティーケミカル事業における電子情報産業用微細加工用樹脂の販売が堅調である点は、半導体市場の回復や関連産業の成長と間接的な関連性を示唆しています。また、同社が研究開発部門でMI(Material Informatics)やAIの活用を検証していることは、将来的にAI技術の進化を取り込み、研究開発の効率化や新素材開発に繋がる可能性を秘めています。持続可能性(サステナビリティ)への取り組みも強化しており、脱炭素化に向けたGHG排出量削減目標設定や、RSPO認証、ISO14001認証の取得などは、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。ただし、現時点では、これらの投資テーマとの直接的な関連性は限定的であり、今後の事業戦略や技術開発の方向性によって、その関連性は変化していくと考えられます。

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