住友精化株式会社 (4008) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
電子材料リサイクルDX機能性化学脱炭素
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 89/215位
B
安定性
業種 102/215位
C
成長性
業種 68/214位
C
効率性
業種 45/215位
C
CF健全性
業種 113/215位
売上高
1484億円
粗利率
23.9%
営業利益率
9.8%
純利益率
5.2%
ROE
7.4%
ROIC
8.3%
自己資本比率
67.8%
D/Eレシオ
0.17
有利子負債
179億円
ネットキャッシュ
5600万円
NC/時価総額
0.4%
運転資本余剰*
-148億円
運転資本余剰/時価総額*
-96.5%
フリーCF
61億円
FCFマージン
4.1%
キャッシュ化率
2.28倍
PBR
0.15倍
EV/EBITDA
0.8倍
PER
10.1倍
想定株価
1186.5円
想定時価総額
153億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 1484億円 354億円 55億円 145億円 200億円 152億円 77億円
2025年3月期 1476億円 307億円 57億円 107億円 164億円 111億円 60億円
2024年3月期 1430億円 280億円 57億円 95億円 153億円 102億円 62億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 1527億円 824億円 328億円 163億円 1036億円
2025年3月期 1415億円 801億円 405億円 67億円 943億円
2024年3月期 1363億円 870億円 395億円 17億円 951億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 180億円 252億円 296億円 179億円 6億円 - -148億円
2025年3月期 161億円 258億円 286億円 189億円 12億円 - -244億円
2024年3月期 209億円 283億円 303億円 116億円 15億円 - -186億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 175億円 -113億円 -51億円 61億円
2025年3月期 137億円 -209億円 32億円 -72億円
2024年3月期 120億円 -104億円 -58億円 16億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 117.5円 1602.0円 220.0円 187.3% 4.3円 10.1倍 1186.5円 153億円 13,991,000株 1,055,000株
2025年3月期 450.6円 7195.8円 200.0円 44.4% -210.9円 11.1倍 5001.9円 656億円 13,987,000株 880,600株
2024年3月期 459.0円 7146.8円 200.0円 43.6% 704.8円 11.1倍 5095.0円 678億円 13,980,000株 680,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 7.4% 5.0% 8.3% 23.9% 9.8% 13.5% 5.2% 4.1% 67.8% 0.17
2025年3月期 6.3% 4.2% 6.6% 20.8% 7.3% 11.2% 4.0% -4.9% 66.6% 0.20
2024年3月期 6.5% 4.5% 6.3% 19.6% 6.7% 10.7% 4.3% 1.1% 69.7% 0.12

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 0.5% 35.0% 28.8% 1.2% 7.5% 11.4% -
2025年3月期 3.2% 12.4% -3.3% 8.5% 8.2% 9.9% 代表取締役社長 小川育三
2024年3月期 -0.0% -8.8% -28.2% 11.5% 5.5% -1.9% 代表取締役社長 小川育三

業種比較(化学、214社中央値)

指標住友精化株式会社業種中央値
ROE7.4%6.4%
ROA5.0%3.9%
営業利益率9.8%7.3%
純利益率5.2%5.2%
自己資本比率67.8%64.2%
売上成長率0.5%2.2%
PER10.1倍13.2倍
PBR0.15倍0.85倍
EV/EBITDA0.8倍6.2倍
NC/時価総額0.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-96.5%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
大成ラミックグループ株式会社 (4994) 154億円 325億円
東邦アセチレン株式会社 (4093) 153億円 346億円
東邦化学工業株式会社 (4409) 160億円 536億円
児玉化学工業株式会社 (4222) 164億円 827億円
三和油化工業株式会社 (4125) 142億円 203億円
東京インキ株式会社 (4635) 169億円 499億円
ムトー精工株式会社 (7927) 137億円 297億円
フクビ化学工業株式会社 (7871) 175億円 406億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

電子材料リサイクル
吸水性樹脂機能マテリアルアジア市場設備投資水平ケミカルリサイクル

見通し: 2026年3月期は売上高1,483億円、営業利益144億円(前期比+35.0%)と増収増益。特に吸水性樹脂事業の好調が寄与。今後はアジア市場での需要増を見込み、設備投資と合理化を推進。次期中期経営計画策定中。

強み: 紙おむつ等に不可欠な吸水性樹脂の安定供給。機能マテリアル事業では半導体材料等、成長分野へ注力。グローバル展開。

懸念: 中国市場での激化する価格競争。原材料価格の変動リスク。気候変動による生産拠点への影響。

リスク: 1.原材料調達リスク:特定購入先への依存や、地政学的要因による価格・調達条件の変動。2.市場環境リスク:競合参入や輸入品流入による価格競争激化、特に中国市場でのコモディティ化。3.気候変動リスク:極端現象による生産停滞、GHG排出規制強化によるコスト増。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

住友精化は、吸水性樹脂と機能マテリアルの二つの主要事業を核とする化学メーカーです。吸水性樹脂事業では、紙おむつや生理用品といった衛生材料、ペットシート、さらにはケーブル止水材などの工業用途向けに、その高い吸水性を活かした製品を製造・販売しています。機能マテリアル事業はさらに多岐にわたり、水溶性ポリマー、エマルジョン、微粒子ポリマーなどの化学品に加え、エレクトロニクスガスや工業薬品、医療用ガスといった各種ガス製品、さらにはPSA(Pressure Swing Adsorption)方式によるガス発生装置の設計・製作・販売まで手掛けています。その他、化学品の製造受託事業も展開しており、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。これらの事業を通じて、衛生・健康分野から先端産業まで、幅広い社会のニーズに応えています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結決算において、売上高は前期比0.5%増の1,484億円となりました。営業利益は同35.0%増の145億円、経常利益は同37.3%増の152億円と、大幅な増益を達成しました。これは、主に吸水性樹脂事業における原料価格の低下や、機能マテリアル事業における水溶性ポリマーおよび酸素・窒素・水素等ガス発生装置の販売拡大が貢献した結果です。親会社株主に帰属する当期純利益は同28.8%増の77億円となりました。ROEは前期から1.5ポイント上昇し7.8%を記録しました。一方で、1株当たり当期純利益は73.9%減の117.48円となっていますが、これは株式分割の影響を考慮した前期の数値を調整しているためです。配当は10.0%増の1株あたり220円となりました。

強みと競争優位性

住友精化の強みは、吸水性樹脂事業における長年の経験と技術力にあります。特に、アジア市場を中心とした需要の増加に対応するため、シンガポール子会社での新製造設備の建設や生産性向上のための合理化工事を継続的に実施しており、販売シェアの維持・拡大を図っています。機能マテリアル事業では、次世代半導体材料やリチウムイオン電池用電解液添加剤などの先端分野における研究開発を加速しており、新研究棟の建設も進めています。また、使用済み紙おむつからの吸水性樹脂リサイクル技術開発など、環境負荷低減に貢献する技術開発にも注力しており、サステナビリティへの取り組みを強化しています。これらの研究開発投資と事業構造の強靭化は、同社の持続的な成長と競争優位性の源泉となっています。

リスク要因

同社は、市場環境の厳しさ、特に吸水性樹脂事業における中国市場での価格競争激化やコモディティ化、出生数低下のリスクに直面しています。また、特定仕入先への依存や地政学的要因による原材料調達リスク、人民元レート変動を含む為替レート変動リスクも抱えています。これらのリスクに対しては、購入先の分散化や為替予約などの対策を講じていますが、予期せぬ価格変動や調達難が生じる可能性があります。さらに、気候変動による生産拠点への影響や、GHG排出規制強化に伴うコスト増加、サイバー攻撃や災害による事業中断リスク、そして知的財産権の保護に関する課題なども、潜在的なリスクとして挙げられます。

投資テーマとの関連

住友精化は、機能マテリアル事業において、次世代半導体材料やリチウムイオン電池用電解液添加剤といった、AIやEVといった先端技術分野に不可欠な素材の開発に取り組んでいます。これは、これらの成長分野への貢献を通じて、将来的な収益機会の拡大につながる可能性があります。また、環境・安全に配慮した新製品開発や、使用済み紙おむつからの吸水性樹脂リサイクル技術開発、GHG排出削減技術の開発など、サステナビリティやカーボンニュートラルといった現代の重要な投資テーマにも積極的に取り組んでいます。これらの取り組みは、ESG投資の観点からも注目される可能性を秘めており、長期的な視点での企業価値向上に寄与することが期待されます。

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