高砂香料工業株式会社 (4914) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 146/215位
C
安定性
業種 152/215位
D
成長性
業種 192/214位
C
効率性
業種 113/215位
E
CF健全性
業種 197/215位
売上高
2251億円
粗利率
32.4%
営業利益率
3.6%
純利益率
4.2%
ROE
6.2%
ROIC
2.6%
自己資本比率
56.6%
D/Eレシオ
0.41
有利子負債
628億円
ネットキャッシュ
-432億円
NC/時価総額
-37.4%
運転資本余剰*
-594億円
運転資本余剰/時価総額*
-51.4%
フリーCF
-120億円
FCFマージン
-5.3%
キャッシュ化率
0.45倍
PBR
0.75倍
EV/EBITDA
9.4倍
PER
12.1倍
想定株価
1185.3円
想定時価総額
1156億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2251億円 729億円 88億円 81億円 169億円 95億円 95億円
2025年3月期 2292億円 774億円 81億円 153億円 235億円 153億円 133億円
2024年3月期 1959億円 565億円 79億円 23億円 102億円 47億円 27億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 2711億円 1483億円 790億円 361億円 1534億円
2025年3月期 2622億円 1550億円 804億円 354億円 1442億円
2024年3月期 2284億円 1260億円 691億円 285億円 1291億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 196億円 669億円 535億円 628億円 238億円 - -594億円
2025年3月期 356億円 612億円 503億円 607億円 232億円 - -448億円
2024年3月期 183億円 555億円 450億円 467億円 244億円 - -507億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 43億円 -162億円 -46億円 -120億円
2025年3月期 189億円 -91億円 69億円 98億円
2024年3月期 100億円 -68億円 -5億円 32億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 97.7円 1573.5円 52.0円 53.2% -443.1円 12.1倍 1185.3円 1156億円 100,761,985株 3,265,900株
2025年3月期 136.8円 1479.7円 48.0円 35.1% -257.8円 9.3倍 1272.0円 1240億円 100,761,985株 3,309,500株
2024年3月期 27.7円 1325.4円 14.0円 50.5% -291.7円 25.0倍 691.9円 674億円 100,761,985株 3,393,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 6.2% 3.5% 2.6% 32.4% 3.6% 7.5% 4.2% -5.3% 56.6% 0.41
2025年3月期 9.2% 5.1% 5.2% 33.8% 6.7% 10.2% 5.8% 4.3% 55.0% 0.42
2024年3月期 2.1% 1.2% 0.9% 28.8% 1.2% 5.2% 1.4% 1.6% 56.5% 0.36

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -1.8% -47.0% -28.5% 6.4% 8.4% 11.0% -
2025年3月期 17.0% 562.4% 393.9% 12.2% 8.5% 20.3% 代表取締役社長 桝村聡
2024年3月期 4.9% -61.1% -63.5% 9.2% 5.4% -28.3% 代表取締役社長 桝村聡

業種比較(化学、214社中央値)

指標高砂香料工業株式会社業種中央値
ROE6.2%6.5%
ROA3.5%4.0%
営業利益率3.6%7.3%
純利益率4.2%5.2%
自己資本比率56.6%64.4%
売上成長率-1.8%2.2%
PER12.1倍13.2倍
PBR0.75倍0.85倍
EV/EBITDA9.4倍6.2倍
NC/時価総額-37.4%4.9%
運転資本余剰/時価総額-51.4%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
東洋紡株式会社 (3101) 1162億円 4216億円
サカタインクス株式会社 (4633) 1170億円 2577億円
四国化成ホールディングス株式会社 (4099) 1174億円 707億円
長谷川香料株式会社 (4958) 1179億円 735億円
三洋化成工業株式会社 (4471) 1107億円 1279億円
アース製薬株式会社 (4985) 1085億円 1792億円
石原産業株式会社 (4028) 1077億円 1549億円
株式会社 トリケミカル研究所 (4369) 1070億円 239億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

機能性化学
Vision 2040NGP-2ファインケミカル事業(医薬品中間体)サステナビリティ経営海外事業成長

見通し: 2025年度は売上微減、利益大幅減益の見込み。ファインケミカル事業の医薬品中間体出荷延期が主因。海外事業の成長は続くが、国内収益性改善とコスト構造改革が急務。サステナビリティ経営も推進。

強み: 香料業界におけるグローバルな事業基盤と、技術力に裏打ちされた独自性の高い製品開発力。Vision 2040に基づくサステナビリティ経営も強み。

懸念: ファインケミカル事業の医薬品中間体における特定顧客への依存度と、品質管理体制高度化対応による一時的な出荷遅延。これが業績の変動要因となっている。

リスク: ①原料調達リスク:原料価格高騰やサプライチェーン分断は利益を圧迫。 ②グローバル事業リスク:各国での政治経済混乱や法規制変更が事業に影響。 ③新製品開発リスク:研究開発の遅延や市場ニーズとの乖離は競争力低下に繋がる。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00993は、香料事業を中核とし、フレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツの3つの分野で事業を展開しています。フレーバー事業では、飲料、菓子、調理加工食品などに使用される香料や食品素材を提供しています。フレグランス事業は、洗剤、化粧品、芳香剤などに用いられる香料を扱います。アロマイングリディエンツでは、メントールやムスクといった香料素材を製造しています。これら香料事業に加え、医薬品中間体や触媒、有機電子材料などを手掛けるファインケミカル事業も展開しており、多角的な事業ポートフォリオを構築しています。日本、米州、欧州、アジアのグローバルな地域で事業を展開しており、各地域で香料事業およびファインケミカル事業を展開する子会社を通じて、グローバルな供給体制を構築しています。不動産賃貸やその他のサービス業も一部手掛けており、事業基盤の安定化にも寄与しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の連結売上高は2,251億円となり、前期比1.8%の減少となりました。営業利益は81億円、前期比47.0%の大幅な減少となりました。経常利益は95億円(前期比37.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は95億円(前期比28.5%減)と、利益面では厳しい結果となりました。セグメント別に見ると、フレーバー事業は飲料向け等の出荷増により増収となりましたが、営業利益は微減でした。フレグランス事業は売上高は増加したものの、販管費の増加により営業利益が大幅に減少しました。アロマイングリディエンツ事業はスペシャリティ品の好調で増収でしたが、原材料価格高騰により営業利益は減少しました。ファインケミカル事業は、主要顧客における品質管理体制高度化対応に伴う医薬品中間体の出荷延期により、売上高が48.9%減少し、営業損失へと転落しました。地域別では、アジア地域は堅調で増収増益を達成しましたが、米州や欧州では出荷減少や販管費増加により減収減益となりました。

強みと競争優位性

E00993の強みは、長年にわたる香料分野での研究開発で培われた高度な技術力と、グローバルに展開する生産・販売ネットワークにあります。特に、独自の触媒技術やバイオ技術、グリーンケミストリーへの取り組みは、環境負荷低減と高付加価値製品の開発を両立させる基盤となっています。また、日本発のグローバル香料会社としてのユニークなポジションは、多様な文化やニーズに対応できる柔軟な事業展開を可能にしています。中長期的な経営目標として「Vision 2040」を掲げ、「人にやさしく、環境にやさしく」をスローガンに、サステナビリティを経営の中核に据えている点も、現代の企業に求められる社会的な価値創造へのコミットメントとして評価できます。SDGsへの貢献を意識した製品開発や、人的資本の価値最大化といった取り組みは、持続的な成長に向けた強固な土台となり得ます。

リスク要因

当期決算において、ファインケミカル事業における医薬品中間体の出荷延期が業績を大きく押し下げたことが顕著なリスク要因として挙げられます。これは、主要顧客との取引における品質管理体制の高度化対応といった、外部環境の変化や顧客要求への対応が事業継続に不可欠であることを示唆しています。また、グローバル事業展開においては、各国の法規制や政治・経済情勢の変動、地政学的リスク、感染症の蔓延などが事業活動に影響を及ぼす可能性があります。原料調達においては、価格高騰やサプライチェーンの分断リスクが存在し、これらが業績に直接的な影響を与えかねません。さらに、新製品開発における技術革新の遅延や市場ニーズとの乖離、競合他社の参入による市場シェアの低下、サイバー攻撃による情報セキュリティリスクなども、中長期的な成長を脅かす要因として挙げられます。

投資テーマとの関連

E00993は、その事業内容から「グリーン・サステナビリティ」という投資テーマに深く関連しています。同社が掲げる「Vision 2040」のスローガン「人にやさしく、環境にやさしく」や、Sustainability2030の実行、SDGsへの貢献を意識した製品開発は、環境意識の高い投資家にとって魅力的な要素です。特に、グリーンケミストリーを念頭に置いた製品開発や、再生可能原料の活用、環境負荷の低いプロセス開発への注力は、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての評価を高めます。「先端科学による競争力のある技術の創成」や「AIの活用」といったキーワードは、技術革新やDX(デジタルトランスフォーメーション)といったテーマへの関心とも合致する可能性があります。ただし、現時点ではAIや半導体、EVといった直接的なテクノロジー投資テーマとの関連性は限定的であり、あくまでサステナビリティや技術開発といった周辺的な関連性にとどまると言えます。

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