サカタインクス株式会社 (4633) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
機能性化学環境技術DXESG広告
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
C
収益性
業種 107/215位
C
安定性
業種 144/215位
B
成長性
業種 64/214位
B
効率性
業種 22/215位
B
CF健全性
業種 95/215位
売上高
2577億円
粗利率
25.0%
営業利益率
5.9%
純利益率
4.5%
ROE
9.7%
ROIC
7.0%
自己資本比率
52.8%
D/Eレシオ
0.28
有利子負債
336億円
ネットキャッシュ
-148億円
NC/時価総額
-12.7%
運転資本余剰*
-435億円
運転資本余剰/時価総額*
-37.2%
フリーCF
125億円
FCFマージン
4.9%
キャッシュ化率
1.46倍
PBR
0.98倍
EV/EBITDA
6.2倍
PER
10.1倍
想定株価
2376.1円
想定時価総額
1170億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 2577億円 644億円 61億円 152億円 213億円 154億円 116億円
2024年12月期 2456億円 586億円 55億円 132億円 187億円 129億円 90億円
2023年12月期 2283億円 503億円 49億円 114億円 163億円 136億円 75億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 2259億円 1273億円 623億円 371億円 1192億円
2024年12月期 2215億円 1228億円 662億円 360億円 1123億円
2023年12月期 1941億円 1106億円 618億円 266億円 988億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 188億円 397億円 625億円 336億円 302億円 13億円 -435億円
2024年12月期 146億円 398億円 642億円 362億円 328億円 15億円 -517億円
2023年12月期 162億円 320億円 594億円 259億円 301億円 4億円 -456億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 170億円 -45億円 -100億円 125億円
2024年12月期 89億円 -148億円 42億円 -59億円
2023年12月期 154億円 -76億円 -43億円 78億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 235.3円 2425.4円 95.0円 40.4% -300.8円 10.1倍 2376.1円 1170億円 54,172,000株 4,916,900株
2024年12月期 180.6円 2264.1円 70.0円 38.8% -435.5円 9.7倍 1752.2円 871億円 54,172,000株 4,439,100株
2023年12月期 149.2円 1974.2円 35.0円 23.5% -193.5円 9.1倍 1357.9円 680億円 54,172,000株 4,127,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 9.7% 5.1% 7.0% 25.0% 5.9% 8.3% 4.5% 4.9% 52.8% 0.28
2024年12月期 8.0% 4.1% 6.2% 23.9% 5.4% 7.6% 3.7% -2.4% 50.7% 0.32
2023年12月期 7.6% 3.9% 6.4% 22.0% 5.0% 7.1% 3.3% 3.4% 50.9% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 4.9% 15.7% 28.9% 6.1% 9.8% 54.5% 代表取締役 社長執行役員上野吉昭
2024年12月期 7.6% 15.5% 20.6% 10.6% 8.0% 21.1% 代表取締役 社長執行役員上野吉昭
2023年12月期 5.9% 176.3% 63.9% 12.2% 7.1% 16.5% 代表取締役 社長執行役員上野吉昭

業種比較(化学、214社中央値)

指標サカタインクス株式会社業種中央値
ROE9.7%6.4%
ROA5.1%3.9%
営業利益率5.9%7.3%
純利益率4.5%5.2%
自己資本比率52.8%64.4%
売上成長率4.9%2.1%
PER10.1倍13.2倍
PBR0.98倍0.85倍
EV/EBITDA6.2倍6.2倍
NC/時価総額-12.7%4.9%
運転資本余剰/時価総額-37.2%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
四国化成ホールディングス株式会社 (4099) 1174億円 707億円
東洋紡株式会社 (3101) 1162億円 4216億円
長谷川香料株式会社 (4958) 1179億円 735億円
高砂香料工業株式会社 (4914) 1156億円 2251億円
三洋化成工業株式会社 (4471) 1107億円 1279億円
アース製薬株式会社 (4985) 1085億円 1792億円
石原産業株式会社 (4028) 1077億円 1549億円
株式会社 トリケミカル研究所 (4369) 1070億円 239億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

機能性化学
パッケージ印刷インキ機能性材料環境配慮型製品(ボタニカルインキ)インクジェットインキグローバル連結経営

見通し: 2025年12月期は売上高2,700億円、営業利益180億円を目指す。パッケージ印刷インキの需要増、機能性材料・インクジェットインキの拡大、新事業領域への挑戦が成長ドライバーとなる。為替変動や原材料価格高騰リスクを管理しつつ、中期経営計画達成に向けた投資を実行。

強み: 130年以上の歴史を持つグローバルインキメーカー。パッケージ印刷インキ分野での強固な地位。環境対応製品の開発力と、世界20カ国以上に展開するグローバルネットワーク。

懸念: デジタル化による紙媒体向けインキ需要の構造的縮小。欧州を中心とした環境規制強化への対応コスト増加。地政学リスクや資源価格高騰による原材料調達コストの上昇。

リスク: 1. 地政学リスク・資源価格高騰:原油価格や為替変動が原材料費に影響し、収益を圧迫する可能性。2. デジタル化の加速:紙媒体向けインキ需要の長期的な低迷と、事業構造転換の遅延リスク。3. サイバーセキュリティ:生成AI活用等で増大するサイバー攻撃リスク、情報漏洩による信用失墜。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

サカタインクスは、「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創造」をビジネステーマとし、創業130年以上の歴史を持つグローバルインキメーカーです。主力事業は印刷インキおよび関連機材の製造・販売であり、その他にも機能性材料事業を展開しています。事業は日本、アジア、米州、欧州の各地域に分散しており、特に海外売上高比率が70%を超えるグローバル企業です。パッケージ用インキが売上の大部分を占め、食品、衛生用品、生活雑貨など、景気変動の影響を受けにくいエッセンシャルビジネスを支えています。近年は、デジタル化の進展による情報メディア向け製商品の需要減少という事業環境の変化に対し、パッケージ分野の強化に加え、インクジェットインキや画像表示材料といった機能性材料分野の拡大、さらにはエレクトロニクス、バイオベース材料、ヘルスケアといった新規事業領域への挑戦を推進しています。ESG・サステナビリティへの取り組みを強化し、地球環境や社会課題への貢献と事業成長の両立を目指す企業戦略を掲げています。

直近決算ハイライト

直近決算期において、売上高は2,576億68百万円(前期比4.9%増加)と増収を達成しました。これは、米州地域での販売好調、機能性材料事業の堅調な推移、そして米国子会社の買収による業績寄与などが主な要因です。利益面では、営業利益が152億26百万円(前期比15.7%増加)と大幅な増益となりました。これは、増収効果に加え、海外における原材料価格の安定的な推移が収益性改善に寄与したことが挙げられます。経常利益は153億64百万円(前期比19.2%増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は116億9百万円(前期比28.9%増加)となりました。純利益の増加は、政策保有株式の縮減に伴う投資有価証券売却益の計上が大きく影響しています。セグメント別では、米州の印刷インキ事業が顕著な成長を示し、売上高・利益ともに大きく増加しました。一方で、国内の印刷インキ・機材事業は、デジタル化による構造的縮小や不採算品目の整理の影響で売上高が減少しましたが、販売価格改定効果により増益を確保しました。機能性材料事業は売上高は増加したものの、利益は前期比で減少しました。

強みと競争優位性

サカタインクスは、長年の歴史で培われた印刷インキ分野における高い技術力と、グローバルに展開する生産・販売ネットワークを強みとしています。特に、パッケージ用途に強みを持ち、食品や生活必需品を支えるエッセンシャルビジネスとしての安定性が、景気変動の影響を受けにくい事業基盤を築いています。世界20カ国以上に拠点を持ち、地産地消型のビジネスモデルを採用することで、現地のニーズに迅速に対応できる体制と、為替変動リスクの低減を実現しています。また、BCP(事業継続計画)体制を構築しており、特定の地域で生産に支障が生じた場合でも、拠点間での生産・販売協力を通じて、顧客への安定供給と収益機会の維持を図っています。環境規制強化の流れを捉え、欧州地域などの動向を注視し、先回りした環境配慮型製品の開発を推進することで、化学製品に対する環境規制をビジネスチャンスに変えています。さらに、グローバルアカウントへの戦略製品拡充や、地域連携による購買・生産・物流の効率化といったグローバル連結経営の推進は、競合他社に対する優位性を高めています。

リスク要因

同社を取り巻くリスクとしては、まず、原油価格や為替相場の変動が主要販売製品である印刷インキの原材料価格に影響を与え、業績を左右する可能性があります。また、自然災害、事故、感染症の蔓延による事業活動の中断や、サプライチェーンへの障害発生リスクも存在します。地政学リスク、特にロシア・ウクライナ情勢や中東情勢の不安定化は、原燃料価格の高騰や物流コストの上昇を通じて調達コストに影響を及ぼします。事業環境の変化では、デジタル化の加速による紙媒体向けインキ需要の構造的な低迷、国内の少子高齢化に伴う労働力不足や市場縮小も懸念されます。海外事業展開においては、政情不安、経済情勢の悪化、各国の多様な法規制への対応遅延、サイバーセキュリティリスク、そして人権問題なども、事業運営や業績に影響を与える可能性があります。知的財産権侵害のリスクや、品質不適合、製造物責任に関する問題も、企業信用や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。

投資テーマとの関連

サカタインクスは、現代の主要な投資テーマである「サステナビリティ」「環境対応」と深く関連しています。主力事業である印刷インキにおいて、ボタニカルインキシリーズをはじめとする環境配慮型製品の開発・展開を積極的に進めており、これはESG投資の観点から評価される可能性があります。また、機能性材料事業では、インクジェットインキの用途拡大や、画像表示材料の高品質化などを通じて、デジタル化やDX(デジタルトランスフォーメーション)といったトレンドにも対応しています。さらに、「新しい事業領域への挑戦」として、エレクトロニクス、バイオベース・脱石化材料、ヘルスケアといった分野への投資を計画しており、これらは将来的な成長ドライバーとして期待できます。特に、バイオベース・脱石化材料は、脱炭素社会の実現に向けた動きと合致しており、今後の成長が見込まれるテーマです。これらの取り組みは、単なる既存事業の維持・拡大に留まらず、変化する社会や市場のニーズに応え、持続的な企業価値向上を目指す姿勢を示しています。

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