四国化成ホールディングス株式会社 (4099) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
半導体DX機能性化学自動車部品環境技術
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 29/215位
C
安定性
業種 120/215位
C
成長性
業種 123/214位
D
効率性
業種 125/215位
A
CF健全性
業種 5/215位
売上高
707億円
粗利率
43.4%
営業利益率
15.4%
純利益率
12.0%
ROE
9.0%
ROIC
6.4%
自己資本比率
65.0%
D/Eレシオ
0.26
有利子負債
244億円
ネットキャッシュ
111億円
NC/時価総額
9.5%
運転資本余剰*
73億円
運転資本余剰/時価総額*
6.2%
フリーCF
132億円
FCFマージン
18.7%
キャッシュ化率
1.30倍
PBR
1.25倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
14.0倍
想定株価
2703.5円
想定時価総額
1174億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 707億円 307億円 35億円 109億円 144億円 119億円 85億円
2024年12月期 695億円 277億円 31億円 97億円 128億円 108億円 88億円
2023年12月期 631億円 236億円 33億円 80億円 114億円 93億円 79億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1444億円 821億円 282億円 216億円 938億円
2024年12月期 1358億円 803億円 305億円 211億円 834億円
2023年12月期 1310億円 796億円 267億円 175億円 862億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 355億円 146億円 151億円 244億円 275億円 - 73億円
2024年12月期 337億円 129億円 142億円 306億円 240億円 - 32億円
2023年12月期 436億円 134億円 139億円 222億円 218億円 - 169億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 110億円 22億円 -115億円 132億円
2024年12月期 90億円 -156億円 -37億円 -65億円
2023年12月期 130億円 -36億円 -28億円 94億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 193.1円 2168.7円 55.0円 28.5% 256.3円 14.0倍 2703.5円 1174億円 44,869,000株 1,433,400株
2024年12月期 191.4円 1865.6円 50.0円 26.1% 71.1円 11.0倍 2105.2円 943億円 44,869,000株 67,000株
2023年12月期 152.1円 1703.3円 28.0円 18.4% 421.7円 11.0倍 1673.3円 848億円 50,760,000株 66,500株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 9.0% 5.9% 6.4% 43.4% 15.4% 20.4% 12.0% 18.7% 65.0% 0.26
2024年12月期 10.6% 6.5% 6.0% 39.8% 14.0% 18.4% 12.7% -9.4% 61.4% 0.37
2023年12月期 9.1% 6.0% 5.2% 37.5% 12.7% 18.0% 12.4% 14.9% 65.8% 0.26

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 1.7% 11.6% -4.0% 14.9% 7.3% 18.9% 代表取締役社長 渡邊充範
2024年12月期 10.1% 21.5% 12.2% 8.7% 6.2% 5.1% 代表取締役社長 渡邊充範
2023年12月期 35.5% 24.1% 57.1% 8.4% 3.6% 2.7% 代表取締役社長 渡邊充範

業種比較(化学、214社中央値)

指標四国化成ホールディングス株式会社業種中央値
ROE9.0%6.4%
ROA5.9%3.9%
営業利益率15.4%7.3%
純利益率12.0%5.2%
自己資本比率65.0%64.2%
売上成長率1.7%2.2%
PER14.0倍13.1倍
PBR1.25倍0.85倍
EV/EBITDA7.4倍6.2倍
NC/時価総額9.5%4.4%
運転資本余剰/時価総額6.2%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
サカタインクス株式会社 (4633) 1170億円 2577億円
長谷川香料株式会社 (4958) 1179億円 735億円
東洋紡株式会社 (3101) 1162億円 4216億円
高砂香料工業株式会社 (4914) 1156億円 2251億円
三洋化成工業株式会社 (4471) 1107億円 1279億円
アース製薬株式会社 (4985) 1085億円 1792億円
石原産業株式会社 (4028) 1077億円 1549億円
株式会社 トリケミカル研究所 (4369) 1070億円 239億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

半導体
ファインケミカル事業強化AI・半導体向け電子化学材料建材事業新ブランド「MEGLIO」不溶性硫黄新プラント稼働CVCファンド「SHIKOKUイノベーションファンド」設立

見通し: 2025年度は化学品事業がファインケミカルの好調と新プラント稼働で増収増益を牽引。建材事業は新ブランド「MEGLIO」で高付加価値製品拡販による収益性向上を目指す。2030年売上目標1000億円達成に向け、積極投資と新規事業創出で成長軌道を維持。

強み: 独自技術に基づくファインケミカル事業の成長性。建材事業での高付加価値提案力と「MEGLIO」ブランドによる新市場開拓力。

懸念: 化学品事業の不溶性硫黄の供給過多と価格競争激化。建材事業における住宅着工戸数減少と原材料・物流コスト高騰の影響。

リスク: 為替レート変動リスク(円高は業績悪化要因)。新製品開発力不足による競争力低下リスク。原材料調達難や価格高騰による収益悪化リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

当社グループは、化学品事業と建材事業を主軸に、殺菌・水処理関連の環境ビジネスや情報システム事業なども手掛ける複合企業グループです。化学品事業では、無機化成品(不溶性硫黄、二硫化炭素、無水芒硝など)、有機化成品(塩素化イソシアヌル酸などの殺菌消毒剤)、ファインケミカル(電子化学材料、機能材料、半導体プロセス材料など)を提供し、産業の基盤を支えています。建材事業では、壁材やエクステリア製品などを展開し、住まいや街づくりの快適性向上に貢献しています。2023年1月には持株会社体制へ移行し、各事業会社への権限移譲による意思決定の迅速化と、垂直統合による戦略遂行の一貫性強化を図っています。長期ビジョン「Challenge 1000」の達成に向け、2030年に売上高1,000億円、営業利益150億円、ROE10%以上を目指し、積極的な成長投資と事業変革を推進しています。

直近決算ハイライト

直近連結会計年度の業績は、売上高707億5百万円(前期比1.7%増)となり、堅調に推移しました。営業利益は108億69百万円(前期比11.6%増)と大幅な増加を達成し、過去最高を記録しました。これは、化学品事業、特にファインケミカル分野が電子化学材料や半導体プロセス材料の需要拡大に支えられ、大幅な増収増益となったことが主な要因です。一方で、建材事業は新設住宅着工戸数の減少や原材料・物流コスト高騰の影響を受け、減収減益となりました。経常利益も119億21百万円(前期比10.6%増)と増加しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は84億59百万円(前期比4.0%減)となりました。これは、特別損益において投資有価証券売却益の減少があったことが影響しています。総資産は1,444億3百万円(前期比85億75百万円増)と増加し、自己資本比率は65.0%へと改善しており、財務基盤は強化されています。

強みと競争優位性

当社の強みは、長年にわたり培ってきた独自の技術力と、多岐にわたる事業ポートフォリオにあります。化学品事業においては、特にファインケミカル分野での高機能材料や電子化学材料の開発力が高く評価されており、AIや半導体といった成長分野での需要を取り込むことができています。また、殺菌消毒剤である塩素化イソシアヌル酸は、衛生管理意識の高まりとともに事業拡大の機会が広がっています。建材事業では、エクステリア製品において非住宅分野での拡販や、高強度・安全性重視の製品開発で差別化を図っています。さらに、2023年1月に移行した持株会社体制は、迅速な意思決定と組織の一体化・緊密化を促進し、変化の激しい市場環境への対応力を高めています。2026年7月にはCVCファンド「SHIKOKUイノベーションファンド」の設立を予定しており、オープンイノベーションを通じて新規事業創出を加速させることで、将来の成長ドライバーを育成する体制も構築しつつあります。

リスク要因

当社の事業運営におけるリスク要因は多岐にわたります。まず、化学品・建材ともに、国内外の経済状況や景気変動、天候の影響を受けやすいという一般経済要因があります。特に、競合他社が低廉な労働力で生産する製品との価格競争は、収益性に影響を与える可能性があります。為替レートの変動も重要なリスクであり、円高は輸出採算を悪化させる一方、円安は原材料調達コストを押し上げる可能性があります。新製品開発力は事業成長の源泉である一方、開発資源の制約や市場ニーズの予測困難性、知的財産権の保護といった不確実性を内包しています。また、化学品事業における原材料調達の不安定化や価格高騰、建材事業における住宅着工戸数の変動や消費者嗜好の変化なども、業績に影響を与える可能性があります。さらに、サイバー攻撃による情報漏洩やシステム停止、法規制の変更なども、事業継続における潜在的なリスクとなります。

投資テーマとの関連

当社は、AIや半導体といった先端技術分野に貢献する化学品を提供しており、投資テーマとの関連性は深いです。特に、ファインケミカル事業で展開する電子化学材料「GliCAP」は、AIサーバーやパッケージ基板向けに採用されており、AI需要の拡大とともにその重要性は増しています。また、半導体プロセス材料や機能材料についても、微細化が進む最先端半導体向けに研究開発を進めており、次世代技術の進化に貢献するポテンシャルを秘めています。建材事業においては、省力化や脱炭素、循環経済といった持続可能性に関連するテーマへの貢献も期待されます。新ブランド「MEGLIO」では、高強度、長寿命化、空間価値向上といった要素を打ち出しており、環境性能やライフサイクル全体での価値向上を目指す動きは、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。長期ビジョン「Challenge 1000」達成に向けた成長戦略は、これらの投資テーマとのシナジーを活かし、持続的な企業価値向上を目指すものと考えられます。

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