長谷川香料株式会社 (4958) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
化粧品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
B
収益性
業種 67/215位
A
安定性
業種 17/215位
D
成長性
業種 149/214位
D
効率性
業種 151/215位
B
CF健全性
業種 77/215位
売上高
735億円
粗利率
41.3%
営業利益率
11.6%
純利益率
9.4%
ROE
5.6%
ROIC
4.9%
自己資本比率
83.5%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
313億円
NC/時価総額
26.5%
運転資本余剰*
167億円
運転資本余剰/時価総額*
14.1%
フリーCF
43億円
FCFマージン
5.9%
キャッシュ化率
1.63倍
PBR
0.96倍
EV/EBITDA
6.8倍
PER
17.2倍
想定株価
2915.4円
想定時価総額
1179億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 735億円 303億円 42億円 85億円 127億円 93億円 69億円
2024年9月期 716億円 296億円 40億円 94億円 134億円 97億円 72億円
2023年9月期 649億円 257億円 37億円 75億円 112億円 82億円 67億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 1472億円 750億円 146億円 92億円 1229億円
2024年9月期 1445億円 722億円 148億円 101億円 1193億円
2023年9月期 1391億円 707億円 121億円 107億円 1160億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 313億円 170億円 177億円 - 107億円 73億円 167億円
2024年9月期 320億円 164億円 177億円 - 120億円 99億円 172億円
2023年9月期 300億円 168億円 174億円 - 124億円 61億円 178億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 112億円 -69億円 -55億円 43億円
2024年9月期 139億円 -94億円 -27億円 46億円
2023年9月期 80億円 -31億円 -27億円 49億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 169.5円 3038.4円 74.0円 43.7% 773.0円 17.2倍 2915.4円 1179億円 42,708,154株 2,258,800株
2024年9月期 175.0円 2900.0円 70.0円 40.0% 776.6円 18.7倍 3275.0円 1348億円 42,708,154株 1,563,000株
2023年9月期 162.2円 2819.9円 61.0円 37.6% 728.1円 18.8倍 3050.2円 1255億円 42,708,154株 1,562,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 5.6% 4.7% 4.9% 41.3% 11.6% 17.3% 9.4% 5.9% 83.5% -
2024年9月期 6.0% 5.0% 5.5% 41.4% 13.1% 18.7% 10.1% 6.4% 82.6% -
2023年9月期 5.8% 4.8% 4.5% 39.6% 11.6% 17.3% 10.3% 7.6% 83.4% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 2.6% -9.1% -3.9% 5.6% 7.9% 1.9% 代表取締役社長 長谷川研治
2024年9月期 10.4% 24.8% 7.9% 8.7% 7.2% 11.0% 代表取締役社長 長谷川研治
2023年9月期 4.0% -6.8% -16.7% 8.9% 5.5% 11.9% 代表取締役社長 海野隆雄

業種比較(化学、214社中央値)

指標長谷川香料株式会社業種中央値
ROE5.6%6.5%
ROA4.7%3.9%
営業利益率11.6%7.3%
純利益率9.4%5.2%
自己資本比率83.5%64.2%
売上成長率2.6%2.1%
PER17.2倍13.1倍
PBR0.96倍0.85倍
EV/EBITDA6.8倍6.2倍
NC/時価総額26.5%4.4%
運転資本余剰/時価総額14.1%-9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
四国化成ホールディングス株式会社 (4099) 1174億円 707億円
サカタインクス株式会社 (4633) 1170億円 2577億円
東洋紡株式会社 (3101) 1162億円 4216億円
高砂香料工業株式会社 (4914) 1156億円 2251億円
三洋化成工業株式会社 (4471) 1107億円 1279億円
アース製薬株式会社 (4985) 1085億円 1792億円
石原産業株式会社 (4028) 1077億円 1549億円
株式会社 トリケミカル研究所 (4369) 1070億円 239億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年9月期)

化粧品
グローバル展開強化(米国、中国、東南アジア)M&A(ABELEI社、Hoàng Anh Flavors and Food Ingredients)差別化製品開発生産性向上・コスト削減食品・フレグランス事業

見通し: 前期は増収ながら減益となったものの、海外M&Aのシナジー効果やアジア・米国市場での売上拡大により、中長期的には連結売上高伸長率3.0%以上、営業利益率11.0%超えを目指す。

強み: 香料分野での研究開発力と、グローバルな生産・販売網を活かした差別化製品開発力。

懸念: 原材料価格や為替の変動、国際情勢の不透明感、香料業界における競争激化。

リスク: 人権・従業員エンゲージメント・情報セキュリティリスクは、企業信用失墜や業績悪化に直結する可能性があり、継続的な管理・対策が不可欠。天候や原材料調達リスクも、サプライチェーンの安定性に影響を与える。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

長谷川香料は、香料の製造・販売を主軸とし、食品、飲料、化粧品、トイレタリー製品など、幅広い産業分野に香りを供給する企業です。その事業は、食品香料とフレグランス香料の二大部門で構成されています。食品香料部門では、消費者の健康志向に対応した低糖・低塩・低脂肪製品向けの香料や、安定性・持続性に優れた香料の開発に注力しています。また、食資源不足といった社会的課題解決に貢献するため、食品原料を代替する香料の開発にも取り組んでいます。フレグランス部門では、基礎研究を徹底し、安全性と安定性に優れた新しい香りの創造を通じて、国内市場でのシェア拡大を目指すと共に、海外市場の嗜好性調査に基づいた現地ニーズに合致した香りを展開しています。研究開発力と高度な品質管理体制を基盤に、顧客の多様化・高度化するニーズに応える製品開発を推進し、人々の豊かな生活に貢献することを目指しています。

直近決算ハイライト

2025年9月期において、長谷川香料の売上高は前期比2.6%増の735億円となりました。これは主に食品部門の堅調な推移と、米国子会社でのM&A効果、中国子会社における食品部門の好調が牽引した結果です。しかしながら、営業利益は前期比9.1%減の85億円、経常利益は同4.5%減の93億円、当期純利益は同3.9%減の69億円と、利益面では減益となりました。この利益の減少は、主に人件費をはじめとする販売費及び一般管理費の増加が主因です。セグメント別に見ると、国内は食品部門の売上増に支えられたものの、販管費増加によりセグメント利益は減益となりました。アジア地域は、中国やマレーシアでの増収と売上原価率の改善によりセグメント利益は増益を達成しました。一方、米国事業はM&Aに伴う一時的なPMI費用等により、セグメント損失を計上しました。

強みと競争優位性

長谷川香料の競争優位性は、長年にわたり培ってきた高度な研究開発力と、それを支える技術力にあります。特に、多様化・高度化する顧客ニーズに対応するための差別化された製品開発能力は、同社の核となる強みです。食品香料においては、健康志向や食資源問題といった社会課題に対応した製品開発を推進し、フレグランス香料では、基礎研究に基づいた独創的な香りの創造で市場をリードしています。また、グローバルに展開する事業基盤も強みと言えます。米国、中国、東南アジアといった成長市場への積極的な投資とM&A戦略は、地域ごとの市場特性に合わせた製品開発と販売網の強化に繋がり、持続的な成長を支えています。さらに、品質保証と安全性確保への徹底したこだわりは、顧客からの厚い信頼を獲得しており、参入障壁の高い香料業界において、安定した事業基盤を築いています。

リスク要因

長谷川香料の事業運営には、いくつかのリスク要因が存在します。まず、原材料調達リスクとして、生産地での異常気象や社会不安、サプライヤーの事故などにより、原材料の調達が困難になる可能性があります。これは、直接的に生産コストの上昇や製品供給への影響をもたらす恐れがあります。また、天候不順は、特に飲料業界など顧客業界の最終商品販売に影響を与え、当社の業績にも波及する可能性があります。さらに、グローバル展開を進める中で、為替レートの変動リスクも無視できません。現地通貨建ての財務諸表を円換算する際に為替レートの変動により、連結業績に影響が生じる可能性があります。加えて、子会社管理におけるリスクも挙げられます。海外子会社を含むグループ全体の企業統治が不十分な場合、不正や不祥事が発生し、企業イメージや信用失墜につながる可能性があります。これらのリスクに対して、同社は調達先の分散、複数拠点での生産、為替変動を織り込んだ経営計画の策定、子会社へのコーポレート・ガバナンス体制強化などの対策を講じていますが、リスクの完全な排除は困難です。

投資テーマとの関連

長谷川香料は、直接的にAIや半導体といった最先端技術分野に属する企業ではありませんが、その事業活動は「食」や「ウェルネス」といった、より広範で生活に密着した投資テーマと関連が深いです。消費者の健康志向の高まりや、より豊かな食体験へのニーズは、食品香料の需要を後押しします。同社が注力する低糖・低塩・低脂肪向けの香料や、食品原料代替香料の開発は、これらのトレンドに合致しており、将来的な成長ドライバーとなり得ます。また、フレグランス製品は、消費者のQOL(生活の質)向上やパーソナルケアへの関心の高まりといったテーマとも連動します。グローバル展開、特に成長著しいアジア市場での事業拡大は、新興国市場の成長というテーマにも貢献します。M&Aによる事業基盤強化や、サステナビリティへの配慮といった経営姿勢は、ESG投資の観点からも注目される可能性があります。

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