東洋紡株式会社 (3101) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
バイオテクノロジー医療機器自動車部品DXESG
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 145/215位
E
安定性
業種 205/215位
B
成長性
業種 36/214位
D
効率性
業種 180/215位
B
CF健全性
業種 108/215位
売上高
4216億円
粗利率
25.7%
営業利益率
6.6%
純利益率
2.6%
ROE
5.2%
ROIC
4.2%
自己資本比率
34.0%
D/Eレシオ
1.19
有利子負債
2545億円
ネットキャッシュ
-2243億円
NC/時価総額
-193.0%
運転資本余剰*
-1275億円
運転資本余剰/時価総額*
-109.7%
フリーCF
180億円
FCFマージン
4.3%
キャッシュ化率
4.03倍
PBR
0.54倍
EV/EBITDA
6.5倍
PER
10.4倍
想定株価
1317.2円
想定時価総額
1162億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 4216億円 1082億円 246億円 279億円 525億円 229億円 112億円
2025年3月期 4220億円 971億円 227億円 167億円 394億円 106億円 20億円
2024年3月期 4143億円 880億円 198億円 90億円 288億円 70億円 25億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 6277億円 2705億円 1576億円 2181億円 2133億円
2025年3月期 6178億円 2675億円 1603億円 2254億円 1953億円
2024年3月期 6070億円 2737億円 1841億円 1928億円 1970億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 301億円 1281億円 875億円 2545億円 118億円 - -1275億円
2025年3月期 274億円 1190億円 908億円 2611億円 123億円 - -1329億円
2024年3月期 333億円 1220億円 840億円 2421億円 111億円 - -1508億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 450億円 -271億円 -165億円 180億円
2025年3月期 301億円 -464億円 105億円 -163億円
2024年3月期 216億円 -588億円 83億円 -372億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 126.7円 2417.3円 40.0円 31.6% -2542.3円 10.4倍 1317.2円 1162億円 89,048,000株 804,000株
2025年3月期 22.7円 2215.1円 40.0円 176.0% -2649.9円 41.5倍 942.2円 831億円 89,048,000株 876,100株
2024年3月期 27.9円 2236.5円 40.0円 143.5% -2369.9円 40.4倍 1127.1円 993億円 89,048,000株 949,900株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 5.2% 1.8% 4.2% 25.7% 6.6% 12.5% 2.6% 4.3% 34.0% 1.19
2025年3月期 1.0% 0.3% 2.5% 23.0% 4.0% 9.3% 0.5% -3.9% 31.6% 1.34
2024年3月期 1.3% 0.4% 1.4% 21.2% 2.2% 7.0% 0.6% -9.0% 32.5% 1.23

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 -0.1% 67.6% 457.9% 1.8% 4.5% 40.5% -
2025年3月期 1.9% 85.1% -18.4% 4.0% 4.4% -16.3% 代表取締役社長 竹内郁夫
2024年3月期 3.6% -10.6% 274.8% 7.1% 4.2% -30.4% 代表取締役社長 竹内郁夫

業種比較(化学、214社中央値)

指標東洋紡株式会社業種中央値
ROE5.2%6.5%
ROA1.8%4.0%
営業利益率6.6%7.3%
純利益率2.6%5.2%
自己資本比率34.0%64.4%
売上成長率-0.1%2.2%
PER10.4倍13.2倍
PBR0.54倍0.85倍
EV/EBITDA6.5倍6.2倍
NC/時価総額-193.0%4.9%
運転資本余剰/時価総額-109.7%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
高砂香料工業株式会社 (4914) 1156億円 2251億円
サカタインクス株式会社 (4633) 1170億円 2577億円
四国化成ホールディングス株式会社 (4099) 1174億円 707億円
長谷川香料株式会社 (4958) 1179億円 735億円
三洋化成工業株式会社 (4471) 1107億円 1279億円
アース製薬株式会社 (4985) 1085億円 1792億円
石原産業株式会社 (4028) 1077億円 1549億円
株式会社 トリケミカル研究所 (4369) 1070億円 239億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2026年3月期)

2025中期経営計画サステナブル・ビジョン2030事業ポートフォリオ改革安全・品質徹底DX認定取得

見通し: 2025年度は、中期経営計画「つくりかえる・仕込む4年」の最終年度。安全・品質徹底、事業ポートフォリオ組替、未来への仕込み、土台再構築を進め、収益回復と成長基盤強化を図る。2026年度以降は、2030中期経営計画でROE8%超を目指し、事業ポートフォリオ改革と価値創造領域への資源シフトを加速させる。

強み: 創業140年超の歴史と『順理則裕』の企業理念。高分子、バイオ、環境技術を核としたイノベーション創出力と、持続的成長を目指す「サステナブル・ビジョン2030」。

懸念: 過去の火災事故や品質不適切事案による信頼失墜からの回復途上。原燃料高騰や為替変動、大型投資の立上げ遅れによる計画未達リスク。事業ポートフォリオ組替の遅れ。

リスク: 1. 事業継続リスク:大規模災害、事故、感染症発生による操業停止やサプライチェーン寸断。2. 経済・政治リスク:地政学リスク、為替変動、原燃料価格高騰による収益圧迫。3. 法規制・コンプライアンスリスク:強化される環境規制やサイバーセキュリティ規制への対応遅れ、コンプライアンス違反による信用失墜。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

E00525は、高分子技術、バイオ・メディカル技術、環境技術、分析・シミュレーション技術をコアコンピタンスとする素材メーカーです。主力事業はフィルム、ライフサイエンス、環境・機能材、機能繊維の4つに分類されます。フィルム事業では、包装用フィルムや工業用フィルムなどを展開し、ライフサイエンス事業では医薬品製造受託やヘルスケア関連素材を提供しています。環境・機能材事業では、化学製品や樹脂などを、機能繊維事業ではエアバッグ用基布や高機能繊維などを製造・販売しています。これらの製品は、自動車、エレクトロニクス、医療、包装、アパレルなど、幅広い産業分野で利用されており、多岐にわたる顧客ニーズに対応するビジネスモデルを構築しています。企業理念である「順理則裕」に基づき、社会課題の解決に貢献するとともに、経済的価値の向上を図るCSV経営を実践し、持続的な企業価値向上を目指しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の決算では、売上高は4,216億円と前期比で微減の0.1%となりました。しかし、営業利益は279億円と前期比+67.6%と大幅に増加し、経常利益も229億円で前期比+116.0%と大きく伸長しました。当期純利益は112億円に達し、前期比+457.9%という驚異的な伸びを示しました。この大幅な利益改善は、事業ポートフォリオの組み替えやコスト削減努力、そして一部事業における収益性の回復が寄与したと考えられます。総資産は6,277億円(前期比+1.6%)と微増でしたが、純資産も1,597億円(前期比+4.8%)と堅調に増加しました。営業キャッシュフローも450億円(前期比+49.5%)と大幅に改善しており、本業での稼ぐ力の向上とキャッシュ創出能力の強化が見られます。一株当たりの当期純利益(EPS)は126.65円(前期比+457.2%)と大幅に増加し、株主還元の指標である一株配当は40.00円で前期比据え置きとなりました。

強みと競争優位性

E00525の強みは、長年培ってきた高分子技術、バイオ・メディカル技術、環境技術といったコア技術にあります。これらの技術を融合させることで、顧客の高度な要求に応える高付加価値製品を開発・提供できる能力を有しています。特に、フィルム事業やライフサイエンス事業においては、独自の技術力と品質管理体制が強みとなっています。また、企業理念である「順理則裕」に根差したCSV経営の実践は、持続可能な社会の実現に貢献する企業としての評価を高め、長期的な視点での事業展開を可能にしています。さらに、2025中期経営計画における「安全・防災、品質の徹底」「土台の再構築」といった施策を通じて、製造業としての信頼回復と基盤強化に努めており、これが将来的な競争優位性の源泉となると考えられます。多様な産業分野への製品供給による事業ポートフォリオの分散も、特定の市場変動リスクを低減させる一因となっています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因としては、まず原材料価格の変動が挙げられます。主要原材料である石油化学製品の価格は、原油価格や為替相場の影響を受けやすく、これが生産コストの上昇を通じて収益を圧迫する可能性があります。また、自然災害、事故、感染症の発生は、事業継続計画(BCP)が策定されているものの、サプライチェーンの寸断や生産活動の一時停止など、事業運営に重大な影響を及ぼす可能性があります。さらに、グローバルに事業を展開する中で、政治・経済情勢の悪化や地政学リスク、各国の法規制強化、貿易摩擦なども、生産・販売活動に予期せぬ影響を与えるリスクとなり得ます。情報セキュリティ侵害のリスクも、DX推進に伴い重要性を増しており、サイバー攻撃や従業員の過失による情報漏洩は、信用の失墜や多額の費用負担につながる可能性があります。加えて、製品の欠陥や品質問題が発生した場合、製造物責任(PL)訴訟や製品回収につながり、企業イメージや業績に深刻な影響を与えるリスクも存在します。

投資テーマとの関連

E00525は、その事業内容から複数の投資テーマとの関連性が考えられます。まず、環境・機能材事業や機能繊維事業においては、再生可能エネルギー関連素材や環境浄化技術、リサイクル素材などの開発・供給を通じて、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったテーマに貢献しています。特に、GHG排出量削減ロードマップの策定や、Scope1,2の2050年ネットゼロ達成に向けた取り組みは、ESG投資の観点から注目される可能性があります。また、ライフサイエンス事業における医薬品製造受託やヘルスケア関連素材の提供は、高齢化社会の進展や医療技術の高度化といったテーマとの親和性が高いと言えます。さらに、DX認定事業者としての認定や、IT環境整備への投資は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進というテーマにも合致しており、事業効率化や新たなビジネスモデル創出への期待が持てます。これらのテーマへの取り組みは、同社の持続的な成長と企業価値向上に寄与するものと考えられます。

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