アース製薬株式会社 (4985) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
インバウンド機能性化学自動車部品
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 148/215位
C
安定性
業種 125/215位
B
成長性
業種 42/214位
C
効率性
業種 49/215位
C
CF健全性
業種 116/215位
売上高
1792億円
粗利率
41.7%
営業利益率
4.5%
純利益率
2.9%
ROE
7.0%
ROIC
6.9%
自己資本比率
50.1%
D/Eレシオ
0.10
有利子負債
77億円
ネットキャッシュ
152億円
NC/時価総額
14.0%
運転資本余剰*
-400億円
運転資本余剰/時価総額*
-36.9%
フリーCF
70億円
FCFマージン
3.9%
キャッシュ化率
2.06倍
PBR
1.45倍
EV/EBITDA
7.4倍
PER
20.7倍
想定株価
4968.0円
想定時価総額
1085億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 1792億円 747億円 46億円 81億円 127億円 89億円 52億円
2024年12月期 1693億円 690億円 44億円 64億円 108億円 74億円 35億円
2023年12月期 1583億円 636億円 41億円 64億円 105億円 68億円 41億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 1494億円 843億円 630億円 51億円 749億円
2024年12月期 1356億円 751億円 579億円 31億円 689億円
2023年12月期 1324億円 742億円 575億円 29億円 665億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 229億円 323億円 232億円 77億円 66億円 12億円 -400億円
2024年12月期 168億円 299億円 233億円 50億円 54億円 10億円 -411億円
2023年12月期 175億円 283億円 236億円 100億円 52億円 13億円 -400億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 108億円 -38億円 -10億円 70億円
2024年12月期 140億円 -53億円 -99億円 87億円
2023年12月期 75億円 -101億円 49億円 -26億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 240.0円 3429.2円 125.0円 52.1% 696.3円 20.7倍 4968.0円 1085億円 22,209,000株 362,300株
2024年12月期 158.3円 3162.2円 120.0円 75.8% 540.7円 35.4倍 5602.4円 1220億円 22,209,000株 432,300株
2023年12月期 185.6円 3007.5円 118.0円 63.6% 339.2円 24.6倍 4565.0円 1010億円 22,141,000株 14,200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 7.0% 3.5% 6.9% 41.7% 4.5% 7.1% 2.9% 3.9% 50.1% 0.10
2024年12月期 5.1% 2.6% 6.1% 40.7% 3.8% 6.4% 2.1% 5.1% 50.8% 0.07
2023年12月期 6.2% 3.1% 5.8% 40.2% 4.0% 6.6% 2.6% -1.7% 50.3% 0.15

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 5.9% 25.9% 50.7% 5.6% -1.8% 2.9% 代表取締役社長 CEO(兼)グループ各社取締役会長川端克宜
2024年12月期 6.9% 0.9% -15.3% -6.0% -2.2% -15.6% 代表取締役社長 CEO(兼)グループ各社取締役会長川端克宜
2023年12月期 3.9% -14.3% -22.7% -6.9% -2.6% -17.7% 代表取締役社長 CEO(兼)グループ各社取締役会長川端克宜

業種比較(化学、214社中央値)

指標アース製薬株式会社業種中央値
ROE7.0%6.4%
ROA3.5%4.0%
営業利益率4.5%7.3%
純利益率2.9%5.2%
自己資本比率50.1%64.4%
売上成長率5.9%2.1%
PER20.7倍13.1倍
PBR1.45倍0.85倍
EV/EBITDA7.4倍6.2倍
NC/時価総額14.0%4.4%
運転資本余剰/時価総額-36.9%-9.5%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
石原産業株式会社 (4028) 1077億円 1549億円
株式会社 トリケミカル研究所 (4369) 1070億円 239億円
三洋化成工業株式会社 (4471) 1107億円 1279億円
旭有機材株式会社 (4216) 1053億円 801億円
高砂香料工業株式会社 (4914) 1156億円 2251億円
東洋紡株式会社 (3101) 1162億円 4216億円
サカタインクス株式会社 (4633) 1170億円 2577億円
タカラバイオ株式会社 (4974) 997億円 450億円
化学の企業一覧(全215社)→

AI分析(2025年12月期)

インバウンド機能性化学
家庭用品事業の構造改革海外売上拡大(ASEAN・中東等)モンダミンシリーズリニューアル虫ケア用品の年間定番化バスクリン吸収合併によるシナジー創出

見通し: 家庭用品事業の構造改革と海外展開強化により、2026年度の連結売上高1,700億円、営業利益70億円を前倒し達成。次期中期経営計画では、稼ぐ力を活かし持続的成長を目指す。

強み: 「モンダミン」リニューアルや虫ケア用品の定番化推進、ASEAN・中東等での海外売上拡大が成長ドライバー。バスクリン吸収合併によるシナジー効果も期待。

懸念: 原材料価格高騰、為替変動、国内個人消費の停滞、海外情勢の不透明感、人件費・販管費の増加が収益を圧迫する可能性。

リスク: 原材料価格高騰による原価上昇リスク。気候変動による虫ケア用品需要期への影響リスク。海外子会社の現地通貨換算による為替影響リスク。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

アース製薬株式会社は、「生命と暮らしに寄り添い、地球との共生を実現する。」を経営理念に掲げ、人々の健康で快適な生活の実現に貢献する企業です。主要事業は「家庭用品事業」と「総合環境衛生事業」の二つで構成されています。家庭用品事業では、虫ケア用品、口腔衛生用品(モンダミンシリーズ)、入浴剤(バスクリン、バスロマン、きき湯など)、消臭芳香剤、園芸用品、ペット用品などを幅広く展開しており、特に虫ケア用品と口腔衛生用品においては高いブランド認知度を誇ります。総合環境衛生事業では、食品・医薬品工場などを中心に、衛生管理コンサルティング、施設清掃、害虫・害獣駆除サービスなどを提供しており、専門知識と技術力を活かした高付加価値サービスを展開しています。同社は、これらの事業を通じて、社会のニーズに応え、持続的な成長を目指しています。2025年12月期においては、家庭用品事業の売上高が1566億52百万円、総合環境衛生事業の売上高が341億48百万円となり、事業全体で1791億82百万円の売上高を達成しました。

直近決算ハイライト

2025年12月期通期決算において、アース製薬は売上高1,791億82百万円(前期比5.9%増)と堅調な成長を達成しました。これは、家庭用品事業における主力商品である虫ケア用品が気温上昇に伴い順調に消化され、口腔衛生用品の「モンダミン」シリーズのリニューアルが奏功したこと、さらに総合環境衛生事業においても衛生管理ニーズの高まりから契約件数・金額が伸長したことが主な要因です。利益面では、原材料価格高騰や販売費及び一般管理費の増加といったコスト増圧力を受けながらも、増収による売上総利益の増加、価格改定や処方変更による収益改善、そして売上構成の変化による売上総利益率の改善が寄与し、営業利益は80億87百万円(前期比25.9%増)、経常利益は88億93百万円(前期比20.8%増)と大幅な増益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は52億38百万円(前期比50.7%増)を記録し、中期経営計画の目標を前倒しで達成しています。ROEは7.3%、ROICは6.8%となりました。

強みと競争優位性

アース製薬の最大の強みは、長年にわたり築き上げてきた強力なブランド力と、それに基づく高い顧客基盤にあります。特に「モンダミン」シリーズのような口腔衛生用品や、夏場の需要期に強い虫ケア用品においては、消費者の日常生活に深く浸透しており、高いリピート率とブランドロイヤルティを維持しています。また、同社は「選択と集中」を推進し、ブランド価値の向上に注力しており、2024年には製品品目数を30%削減するなど、収益性の高い商品に経営資源を集中させる戦略が効果を上げています。さらに、株式会社バスクリンの吸収合併によるシナジー創出や、海外、特にASEAN地域における積極的な事業展開は、新たな成長ドライバーとなっています。タイにおける虫ケア用品の市場シェアNo.1獲得を目指すなど、グローバル市場での競争力強化も進めています。総合環境衛生事業においては、食品・医薬品業界からの高い衛生管理ニーズに応える専門知識と技術力を有しており、AI・IoT活用によるサービスの高付加価値化や効率化を推進することで、競争優位性を確立しています。

リスク要因

アース製薬の事業運営におけるリスクとして、まず家庭用品事業における需要の季節性が挙げられます。虫ケア用品の需要が主に春から夏にかけて集中するため、年間の業績がこの期間の天候や市場動向に大きく影響を受ける可能性があります。また、海外展開の強化を進める中で、各国の規制や経済環境の変化、為替レートの変動が業績に影響を与えるリスクがあります。原材料価格の変動、特に石油化学製品の比率が高いことから原油価格の動向には注視が必要です。さらに、M&Aによる事業拡大は、想定外の成果不足につながる可能性も否定できません。法規制の変更や強化、製品の品質に関する問題が発生した場合、ブランドイメージや社会的な信用の低下を招くリスクも存在します。自然災害や感染症の流行、気候変動による異常気象なども、サプライチェーンや生産活動に影響を与える可能性があります。情報セキュリティやコンプライアンス違反、SNS等を通じたネガティブな評判の拡散も、業績に影響を及ぼす潜在的なリスクです。

投資テーマとの関連

アース製薬は、直接的なAIや半導体、EVといった先端技術テーマに深く関与しているわけではありませんが、その事業内容は「健康・衛生」「生活必需品」といった、より広範な投資テーマと関連性があります。特に、COVID-19パンデミック以降、人々の衛生意識は格段に高まっており、同社の口腔衛生用品や虫ケア用品、総合環境衛生事業で提供する衛生管理サービスは、こうした社会的な関心の高まりを追い風にしています。また、新興国市場、特にASEAN地域での事業拡大は、グローバルな成長ストーリーを求める投資家にとって魅力的な要素となり得ます。地球環境への配慮を経営課題として掲げ、TCFD提言への賛同を表明するなど、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みも進めており、持続可能な企業価値向上を目指す姿勢は、ESG投資の観点からも評価される可能性があります。M&Aを通じた事業領域の拡大戦略も、成長性を重視する投資テーマに合致する可能性があります。

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