福山通運株式会社 (9075) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 陸運業
物流
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 52/66位
C
安定性
業種 20/66位
B
成長性
業種 7/66位
D
効率性
業種 40/66位
B
CF健全性
業種 14/66位
売上高
3186億円
粗利率
6.1%
営業利益率
2.9%
純利益率
4.3%
ROE
4.8%
ROIC
1.7%
自己資本比率
56.9%
D/Eレシオ
0.39
有利子負債
1113億円
ネットキャッシュ
-809億円
NC/時価総額
-42.9%
運転資本余剰*
-459億円
運転資本余剰/時価総額*
-24.3%
フリーCF
199億円
FCFマージン
6.2%
キャッシュ化率
2.02倍
PBR
0.67倍
EV/EBITDA
8.7倍
PER
14.4倍
想定株価
5320.8円
想定時価総額
1888億円

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 3186億円 194億円 216億円 93億円 309億円 115億円 137億円
2025年3月期 3025億円 169億円 188億円 74億円 262億円 99億円 87億円
2024年3月期 2876億円 193億円 156億円 104億円 260億円 130億円 78億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 4973億円 786億円 763億円 1359億円 2831億円
2025年3月期 5007億円 740億円 898億円 1231億円 2859億円
2024年3月期 5034億円 753億円 1039億円 1030億円 2947億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 304億円 - 422億円 1113億円 501億円 29億円 -459億円
2025年3月期 296億円 - 395億円 1104億円 580億円 3億円 -602億円
2024年3月期 291億円 - 409億円 989億円 761億円 3億円 -749億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 276億円 -77億円 -193億円 199億円
2025年3月期 245億円 -291億円 52億円 -47億円
2024年3月期 185億円 -268億円 -62億円 -83億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 369.5円 8009.0円 76.0円 20.6% -2281.5円 14.4倍 5320.8円 1888億円 40,194,163株 4,717,000株
2025年3月期 217.8円 7207.3円 70.0円 32.1% -2029.9円 16.6倍 3616.3円 1440億円 40,770,363株 962,500株
2024年3月期 193.6円 7279.2円 75.0円 38.8% -1719.2円 18.7倍 3619.6円 1470億円 50,770,363株 10,150,800株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 4.8% 2.8% 1.7% 6.1% 2.9% 9.7% 4.3% 6.2% 56.9% 0.39
2025年3月期 3.1% 1.8% 1.3% 5.6% 2.4% 8.6% 2.9% -1.5% 57.1% 0.39
2024年3月期 2.7% 1.6% 1.9% 6.7% 3.6% 9.1% 2.7% -2.9% 58.5% 0.34

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 5.3% 27.0% 56.6% 2.8% 2.2% -24.1% -
2025年3月期 5.2% -29.5% 11.7% 1.3% 0.6% -30.7% 代表取締役 社長執行役員小丸成洋
2024年3月期 -2.0% -51.1% -62.3% 0.2% 0.1% -20.9% 代表取締役 社長執行役員小丸成洋

業種比較(陸運業、65社中央値)

指標福山通運株式会社業種中央値
ROE4.8%8.0%
ROA2.8%3.0%
営業利益率2.9%6.9%
純利益率4.3%4.9%
自己資本比率56.9%40.8%
売上成長率5.3%4.2%
PER14.4倍12.3倍
PBR0.67倍0.98倍
EV/EBITDA8.7倍8.2倍
NC/時価総額-42.9%-53.6%
運転資本余剰/時価総額-24.3%-34.4%
同業他社: 東日本旅客鉄道株式会社(9020)NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(9147)東海旅客鉄道株式会社(9022)ヤマトホールディングス株式会社(9064)西日本旅客鉄道株式会社(9021)全66社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

陸運業で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
丸全昭和運輸株式会社 (9068) 1612億円 1486億円
鴻池運輸株式会社 (9025) 1541億円 3556億円
SBSホールディングス株式会社 (2384) 1497億円 4903億円
西日本鉄道株式会社 (9031) 2283億円 4742億円
株式会社ハマキョウレックス (9037) 1308億円 1555億円
富士急行株式会社 (9010) 1292億円 535億円
AZ-COM丸和ホールディングス株式会社 (9090) 1197億円 2305億円
株式会社サカイ引越センター (9039) 1101億円 1247億円
陸運業の企業一覧(全66社)→

AI分析(2026年3月期)

物流
第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」貸切事業の新規収益の柱化流通加工事業のM&Aによる拡大DX推進による業務効率化ASEAN地域での国際事業強化

見通し: 2025年度は売上高3,186億円、営業利益93億円と増収増益を達成。2026年度には売上高3,400億円、営業利益1,800億円を目指し、貸切事業や流通加工事業の強化、国際事業の拡大、DX推進により持続的成長を目指す。

強み: 全国に広がる強力な輸送ネットワークと、重厚長大貨物輸送に強みを持つ。長年の実績とノウハウが競争優位性の源泉。

懸念: 燃料費の高騰、深刻化するドライバー不足、そして荷主への運賃転嫁の遅れが収益を圧迫するリスクがある。

リスク: 1. 業界全体の過当競争とコスト上昇圧力による収益性悪化。2. ドライバー不足の深刻化による輸送能力の限界とサービス低下。3. 法規制強化や環境規制対応に伴う追加コスト負担。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当企業グループは、貨物自動車運送事業を主軸に、貸切事業、流通加工事業、国際事業、そして不動産賃貸業や物品販売事業といったその他事業を展開する総合物流企業です。全国に広がる輸送ネットワークを強みとし、子会社や関連会社と連携しながら事業を展開しています。特に、国内の貨物運送事業においては、九州福山通運、東京福山通運、甲信越福山通運、ジェイロジスティクスといった連結子会社が主要な役割を担っています。また、倉庫業や流通加工業は、東京福山通運をはじめとする子会社が手掛け、国際事業ではFUKUYAMA TRANSPORTING(MALAYSIA)SDN.BHD.などの子会社がクロスボーダートラック輸送やフォワーディング、通関業務を担っています。その他事業では、不動産賃貸、物品販売、コンビニエンスストア運営、損害保険代理業、ボウリング事業、旅行業、警備業、労働者派遣業、電気設備工事業など多岐にわたる事業を展開し、グループ全体で多様な顧客ニーズに応えるサービスを提供しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期において、当企業グループは売上高3,186億円(前期比+5.3%)を達成し、堅調な成長を示しました。営業利益は93億円(前期比+26.9%)と大幅な増加を見せ、収益性の改善が顕著です。経常利益も115億円(前期比+15.7%)となり、事業全体の収益力が向上しました。当期純利益は137億円(前期比+56.6%)と、特に大きく伸長しており、これは投資有価証券売却益の計上などが寄与した結果です。セグメント別では、運送事業が売上高2,445億円(前期比+4.3%)、営業利益64億円(前期比+31.3%)と増収増益を達成し、企業グループの基盤を支えました。流通加工事業も売上高237億円(前期比+6.0%)、営業利益38億円(前期比+16.0%)と堅調に推移しました。国際事業は売上高152億円(前期比+28.5%)と目覚ましい成長を遂げ、営業利益も4億円(前期比+55.4%)となりました。一方、その他事業は売上高72億円(前期比-3.1%)と減収となりましたが、全体としては増収増益の好調な業績となりました。

強みと競争優位性

当企業グループの最大の強みは、全国を網羅する広範な輸送ネットワークと、長年にわたり培ってきた物流ノウハウにあります。特に「重厚長大貨物」分野における実績と専門性は、他社との差別化要因となっています。また、2026年3月期においては、運送事業での既存顧客における取引シェア拡大や、収益性改善に向けた段階的な運賃改定、同業他社との協業推進など、収益力向上に向けた戦略が奏功しています。さらに、第6次中期経営計画「Change & Growth 2026」に基づき、貸切事業を新たな収益の柱として位置づけ、流通加工事業では倉庫機能を有する施設の拡充やM&Aを積極的に進めることで事業基盤の強化を図っています。国際事業においても、ASEAN地域での営業強化やフォワーディング企業の買収を通じて、グローバル展開を加速させており、これらの多角的な事業展開と戦略が競争優位性を確立しています。DX推進による業務プロセスの最適化やビッグデータ・AI活用も、将来的な効率化と成長に貢献すると期待されます。

リスク要因

当企業グループが直面する主要なリスクとして、まず貨物自動車運送業界における厳しい競争環境が挙げられます。規制緩和以降、事業者数の増加に伴う過当競争は輸送品質向上や生産性向上のための設備投資、人件費増加の圧力となっています。また、労働力(特にドライバー)不足は慢性的な課題であり、採用活動における賃金改善や労働環境の整備もコスト増につながる可能性があります。燃料費の変動も、原油価格の動向に左右され、業績に直接的な影響を与えます。さらに、重大な車両事故による業務への法的規制、道路交通法改正による輸送コスト増、排気ガス規制強化による設備投資負担などもリスク要因です。情報機器の故障や情報漏洩は信用問題に発展する可能性があり、新たな感染症の発生や半導体不足による車両生産遅延も事業運営に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクに対し、法令遵守、環境対応、人材確保、コスト管理などの継続的な取り組みが求められます。

投資テーマとの関連

当企業グループは、直接的なAIや半導体、EVといった先端技術分野とは関連が薄いものの、社会インフラとしての物流を担う企業として、経済活動全般を支える重要な役割を果たしています。特に、DX(デジタルトランスフォーメーション)への積極的な取り組みは、AIやビッグデータを活用した業務効率化を目指しており、将来的な生産性向上に繋がる可能性があります。また、環境(Environment)への配慮を重視し、専用ブロックトレインやダブル連結トラックの活用、環境に配慮した車両や設備の導入を進めている点は、サステナビリティやカーボンニュートラルといった投資テーマとも一定の関連性が見られます。さらに、国内経済の持続的な成長やサプライチェーンの安定稼働に不可欠な物流サービスを提供していることから、経済成長やインフラ関連の投資テーマとも間接的に関連していると言えます。物流の効率化や高度化は、あらゆる産業の競争力強化に寄与するため、その基盤を支える同社は、経済全体の発展という観点から注目に値します。

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