大阪油化工業株式会社 (4124) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 化学
電子材料
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
D
収益性
業種 170/215位
A
安定性
業種 3/215位
B
成長性
業種 59/214位
E
効率性
業種 208/215位
A
CF健全性
業種 24/215位
売上高
12億円
粗利率
48.5%
営業利益率
11.8%
純利益率
-2.7%
ROE
-1.9%
ROIC
5.9%
自己資本比率
88.8%
D/Eレシオ
-
有利子負債
-
ネットキャッシュ
9億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
7億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
1億円
FCFマージン
12.5%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年9月期 12億円 6億円 8518万円 1億円 2億円 1億円 -3211万円
2024年9月期 10億円 4億円 9038万円 1874万円 1億円 1939万円 6万円
2023年9月期 12億円 5億円 1億円 1億円 2億円 1億円 -867万円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年9月期 19億円 11億円 2億円 711万円 16億円
2024年9月期 19億円 11億円 2億円 709万円 17億円
2023年9月期 19億円 11億円 1億円 708万円 17億円

※一部項目はデータ取得不可のため合計が一致しない場合があります

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年9月期 9億円 9112万円 9707万円 - - - 7億円
2024年9月期 8億円 2億円 2億円 - - - 6億円
2023年9月期 8億円 8687万円 8635万円 - - - 7億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年9月期 2億円 -5982万円 -3659万円 1億円
2024年9月期 5188万円 -6758万円 -3619万円 -1571万円
2023年9月期 2億円 -1億円 -8595万円 9879万円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年9月期 -30.8円 1578.4円 36.0円 - 836.2円 - - - 1,073,500株 29,800株
2024年9月期 0.1円 1643.6円 35.0円 58333.3% 730.1円 - - - 1,073,500株 29,400株
2023年9月期 -8.4円 1679.5円 35.0円 - 786.5円 - - - 1,073,500株 38,300株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年9月期 -1.9% -1.7% 5.9% 48.5% 11.8% 19.0% -2.7% 12.5% 88.8% -
2024年9月期 0.0% 0.0% 0.8% - - - - - 88.9% -
2023年9月期 -0.5% -0.5% 4.6% 44.1% 9.3% 19.6% -0.7% 8.0% 92.0% -

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年9月期 19.3% 642.1% -51890.3% -0.1% 2.3% 0.4% 代表取締役社長 CEO堀田哲平
2024年9月期 -20.1% -83.8% -99.3% -6.7% -1.9% -45.8% 代表取締役社長 堀田哲平
2023年9月期 4.7% -16.1% -109.8% 5.5% 0.3% 1.0% 代表取締役社長 堀田哲平

業種比較(化学、214社中央値)

指標大阪油化工業株式会社業種中央値
ROE-1.9%6.5%
ROA-1.7%4.0%
営業利益率11.8%7.3%
純利益率-2.7%5.2%
自己資本比率88.8%64.2%
売上成長率19.3%2.1%
PER-13.2倍
PBR-0.85倍
EV/EBITDA-6.2倍
NC/時価総額-4.8%
運転資本余剰/時価総額--9.8%
同業他社: 三菱ケミカルグループ株式会社(4188)富士フイルムホールディングス株式会社(4901)旭化成株式会社(3407)信越化学工業株式会社(4063)住友化学株式会社(4005)全215社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

化学で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
クラスターテクノロジー株式会社 (4240) 21億円 13億円
株式会社Waqoo (4937) 51億円 20億円
細谷火工株式会社 (4274) 54億円 21億円
株式会社リプロセル (4978) - 22億円
株式会社アイビー化粧品 (4918) 21億円 26億円
株式会社アテクト (4241) 29億円 34億円
ポバール興業株式会社 (4247) 35億円 36億円
株式会社アジュバンホールディングス (4929) 61億円 38億円
化学の企業一覧(全215社)→

異常検知フラグ

2024年9月期: extreme_payout_ratio

AI分析(2025年9月期)

電子材料
受託蒸留事業プラント事業精密蒸留人材育成機能性化学品

見通し: 今期は売上高1,178百万円(前期比19.3%増)を達成。受託蒸留事業は半導体・電子材料向け需要回復で増収、プラント事業は案件長期化で減収ながらも引き合いは増加。来期も受託蒸留事業の堅調な成長とプラント事業の拡大を目指す。

強み: 精密蒸留における長年の実績と高度な技術力、ニッチ市場での参入障壁。受託蒸留からプラント販売まで一貫したサービス提供体制。

懸念: 特定の販売先(ダウ・東レ、住友商事ケミカル、ENEOS)への依存度が高く、取引縮小・終了リスク。プラント事業の案件長期化による収益化の遅延。

リスク: 主要顧客への依存(3社合計で過半数)、一部顧客の方針変更で業績に影響。プラント事業の案件長期化は収益化の遅延、新規事業のプラント事業は軌道に乗るか不確実。人材採用・育成が遅延すると事業拡大に支障。

AI詳細分析(2025年9月期)

事業概要

大阪油化工業株式会社は、精密蒸留技術を核とした事業を展開しています。精密蒸留とは、化学物質のわずかな蒸発温度の違いを利用して混合物から目的物質を分離・精製する高度な技術であり、同社はこの技術を長年にわたり培ってきました。主な事業セグメントは「受託蒸留事業」と「プラント事業」の二つです。受託蒸留事業では、顧客から提供された原料を同社所有の蒸留装置で精製し、高純度の製品を提供しています。これに加え、原料選定や最適な蒸留方法の提案、データ活用支援なども含めた総合的なサービスを提供しています。プラント事業では、同社独自の技術と経験を活かした蒸留装置やろ過装置の設計・販売を行っています。特に蒸留装置においては、自社設備での試験データに基づき、顧客のニーズに合わせた設計、技術支援、生産体制構築の最適条件提案までを一貫して行います。また、工場排水処理や造水設備の設計・製造・保守も手掛けています。これらの事業を通じて、電子材料、医薬品、化粧品、自動車といった多岐にわたる産業分野における顧客の研究開発や最終製品の製造プロセスに貢献しています。機能性化学品製造における不純物除去や純度向上といった高度なニーズに対応することで、顧客の最終製品価値向上に貢献するビジネスモデルです。

直近決算ハイライト

2025年9月期において、同社は売上高1,178,074千円(前期比19.3%増)と大幅な増収を達成しました。これは、主力の受託蒸留事業における半導体・電子材料向け需要の回復や資源・エネルギー関連案件の増加が牽引した結果です。受託蒸留事業の売上高は1,098,992千円(前期比25.7%増)と好調でした。一方で、プラント事業は案件の長期化によりメンテナンス・消耗品販売が中心となり、売上高は79,081千円(前期比29.8%減)と減少しました。利益面では、増収効果により営業利益139,087千円(前期比642.1%増)、経常利益138,703千円(前期比615.4%増)と大きく改善しました。しかし、公開買付けに関連する費用114,113千円や減損損失8,631千円を特別損失として計上した影響で、親会社株主に帰属する当期純損失は32,110千円となりました。セグメント利益では、受託蒸留事業が467,471千円(前期比54.1%増)と堅調でしたが、プラント事業は48,488千円のセグメント損失を計上しました。キャッシュ・フローにおいては、営業活動によるキャッシュ・フローは206,870千円の収入となり、前年同期から大幅に改善しました。

強みと競争優位性

同社の強みは、創業以来70年以上にわたり培ってきた精密蒸留に関する高度な技術力と豊富な経験にあります。他社では対応が難しいニッチな案件も手掛けることができる高い技術力は、顧客からの厚い信頼を獲得しており、一定の参入障壁を築いています。特に、基礎研究段階から製造規模まで一貫して対応できる「受託蒸留事業」と、顧客が自社で蒸留を行うための支援を提供する「プラント事業」を包括的に展開できる点は、他社にはないユニークな競争優位性です。この一貫したサービス提供能力により、顧客のニーズに対し最適なソリューションを提案することが可能となり、顧客満足度向上と継続的な取引に繋がっています。また、ISO9001、ISO14001、ISO27001などの国際認証を取得しており、品質管理、環境管理、情報管理体制が整備されていることも、顧客からの信頼を高める要因となっています。少数精鋭で業務を遂行していることは、意思決定の迅速化に繋がる一方で、後述するリスク要因ともなり得ますが、実績に裏付けられた技術力と研究開発力は、同社の事業継続と成長の源泉となっています。

リスク要因

同社が抱えるリスク要因として、まず人材の採用と育成が挙げられます。少人数で業務を遂行しているため、事業拡大に伴う人材確保や技術承継が順調に進まなかった場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、生産拠点が枚方工場のみであるため、地震や火災などの大規模災害が発生した場合、事業継続に重大な支障が生じるリスクがあります。環境汚染や関連法規の変更による追加投資負担、知的財産権の侵害、情報漏洩による信用失墜のリスクも存在します。さらに、特定販売先への依存度が高いことも懸念されます。当連結会計年度において、ダウ・東レ株式会社(30.3%)、住友商事ケミカル株式会社(15.8%)、ENEOS株式会社(11.9%)の3社で総売上高の約58%を占めており、これらの主要顧客との取引に変化が生じた場合、業績に大きな影響を与える可能性があります。新規事業であるプラント事業が計画通りに軌道に乗らないリスクや、競合他社との競争激化、代替技術の出現なども業績に影響を与える可能性があります。

投資テーマとの関連

同社は、精密蒸留技術を基盤とし、電子材料分野への貢献を通じて、先端技術産業との関連性を有しています。特に、半導体・電子材料向け需要の好転が受託蒸留事業の業績を支えており、これらの産業の成長と密接に関わっています。AIや半導体分野は、高性能な電子材料を不可欠としており、同社の精製技術はこれらの材料の品質向上に寄与する可能性があります。また、医薬品や農薬分野への原料供給も行っており、これらも将来的な成長が見込まれる分野です。プラント事業においては、環境対応型の設備や高効率な製造プロセス構築に繋がる技術を提供できる可能性があり、サステナビリティやGX(グリーントランスフォーメーション)といった長期的な投資テーマとの関連も潜在的に考えられます。ただし、現時点ではAIや半導体といったテーマに直接的に直結するような大規模な事業展開をしているわけではなく、あくまで先端材料分野における「縁の下の力持ち」としての役割が中心と言えるでしょう。今後のプラント事業の展開次第では、より直接的な関連性を深める可能性も秘めています。

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