NANOホールディングス株式会社 (4571) 日本基準 Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジーヘルスケアIT医療機器
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 55/81位
C
安定性
業種 61/85位
D
成長性
業種 36/83位
E
効率性
業種 63/84位
A
CF健全性
業種 1/74位
売上高
2億円
粗利率
-
営業利益率
-
純利益率
-
ROE
-26.7%
ROIC
-13.2%
自己資本比率
59.9%
D/Eレシオ
0.45
有利子負債
16億円
ネットキャッシュ
33億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
39億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
14億円
FCFマージン
-
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2026年3月期 2億円 2億円 50万円 -10億円 -10億円 -9億円 -9億円
2025年3月期 1億円 7817万円 2万円 -8億円 -8億円 -7億円 -8億円
2024年3月期 1億円 1億円 110万円 -9億円 -9億円 -7億円 -8億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2026年3月期 59億円 52億円 10億円 14億円 35億円
2025年3月期 40億円 36億円 12億円 5362万円 27億円
2024年3月期 51億円 45億円 5億円 12億円 35億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2026年3月期 49億円 33万円 1219万円 16億円 3億円 - 39億円
2025年3月期 12億円 40万円 非該当 - 2億円 - -623万円
2024年3月期 16億円 18万円 55万円 11億円 4億円 - 11億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2026年3月期 -8億円 23億円 22億円 14億円
2025年3月期 -4億円 6億円 -6億円 2億円
2024年3月期 -6億円 8億円 373万円 2億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2026年3月期 -12.9円 43.1円 - - 40.3円 - - - 82,100,758株 32,300株
2025年3月期 -11.8円 38.6円 - - 17.0円 - - - 70,625,458株 30,400株
2024年3月期 -11.1円 48.4円 - - 6.6円 - - - 70,393,158株 11,400株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2026年3月期 -26.7% -16.0% -13.2% - - - - - 59.9% 0.45
2025年3月期 -30.6% -20.9% -19.4% - - - - - 68.2% -
2024年3月期 -22.2% -15.4% -13.1% - - - - - 69.3% 0.32

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2026年3月期 60.8% -227.9% -213.0% -4.8% -11.0% - -
2025年3月期 -19.9% -187.4% -207.1% -25.7% -27.8% - 代表取締役社長CEO 秋永士朗
2024年3月期 -33.0% -169.4% -159.5% -24.4% -22.9% - 代表取締役社長CEO 秋永士朗

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標NANOホールディングス株式会社業種中央値
ROE-26.7%2.4%
ROA-16.0%1.6%
営業利益率-8.2%
純利益率-6.8%
自己資本比率59.9%69.7%
売上成長率60.8%4.7%
PER-16.6倍
PBR-1.15倍
EV/EBITDA-9.3倍
NC/時価総額-3.6%
運転資本余剰/時価総額--4.2%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
クオリプス株式会社 (4894) - 2億円
株式会社ペルセウスプロテオミクス (4882) - 1億円
株式会社メドレックス (4586) - 1億円
株式会社サイフューズ (4892) - 2億円
株式会社ヘリオス (4593) - 1億円
株式会社Veritas In Silico (130A) - 9114万円
クリングルファーマ株式会社 (4884) - 7222万円
株式会社レナサイエンス (4889) - 6855万円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2026年3月期: 現金過多 (現金/総資産>70%)
2025年3月期: 売上3年連続減少
2024年3月期: 売上3年連続減少
2023年3月期: 売上3年連続減少

AI分析(2026年3月期)

創薬バイオテクノロジーヘルスケアIT
ヘルスケア・バイオ領域への投資RNA創薬DDS技術臨床開発加速化粧品材料販売

見通し: 投資事業を主軸に変更し、ヘルスケア・バイオ領域への投資を拡大。RNA創薬事業では臨床開発を加速し、早期の黒字化を目指す。管理報酬と成功報酬による安定収益と投資リターンの獲得が焦点。

強み: SBIグループとの連携によるファンド組成・投資案件ソーシング力。RNA創薬におけるDDS技術(PEGフリーLNP)の獲得。

懸念: NANO MRNA事業は未だ研究開発段階であり、パイプラインの進捗遅延やライセンスアウトの不確実性が大きい。化粧品材料販売もアルビオンへの依存度が高い。

リスク: NANO MRNA事業のパイプライン遅延・失敗リスク。投資事業における投資先企業の価値低下リスク。アルビオンへの化粧品材料販売依存リスク。

AI詳細分析(2026年3月期)

事業概要

当期決算期(2026年3月期)において、同社は事業の主軸を投資事業(NBI事業)へと変更し、新たな成長戦略を展開しています。日本の優れた技術や事業資産をグローバルな資本市場や事業開発、そしてEXITへと繋げることで、企業価値の向上を目指しています。具体的には、有望な企業への投資実行、製薬企業や大企業との事業アライアンス、そして米国ベンチャーキャピタルとの連携強化を通じて、中長期的な収益基盤の拡大を図っています。

従来の創薬事業(NANO MRNA事業)においては、ミセル化ナノ粒子技術を活用した革新的な医薬品開発を進めてきましたが、2023年1月より、mRNAをはじめとする核酸医薬に特化し、効率的な創薬および知財獲得を進め、後期臨床開発ステージに入る前の段階で製薬企業へライセンスアウトするビジネスモデルへと転換しました。2026年4月のホールディング体制移行後、新設されたNANO MRNA株式会社がこの創薬事業を承継しています。

NBI事業では、投資ファンドの運用を通じて、未公開企業や創薬パイプライン、上場バイオベンチャーなどを主な投資対象としています。投資成果の実現手段としては、M&A、IPO、資本市場でのEXITなどを想定しており、管理報酬と成功報酬が主な収益源となります。一方、NANO MRNA事業では、TUG1 ASOやRUNX1 mRNAといった臨床開発パイプラインを優先的に進め、RNA創薬プラットフォームとしての事業展開を加速しています。

直近決算ハイライト

2026年3月期の業績は、売上高が2億円(前期比60.8%増)となりました。しかし、営業利益は-10億円、経常利益は-9億円、当期純利益は-9億円と、依然として赤字基調が継続しています。特に営業利益の赤字幅は前期比で27.9%増加しており、収益改善には至っていません。純資産は34億円(前期比25.0%増)と増加しましたが、総資産は59億円(前期比47.8%増)とそれを上回るペースで増加しており、財務構成の変化が見られます。現金及び預金は49億円(前期比310.2%増)と大幅に増加しており、これは主に財務活動による収入によるものと考えられます。営業活動によるキャッシュ・フローは-8億円(前期比103.3%減)と、大幅なマイナスとなりました。EPS(1株当たり純利益)は-12.90円(前期比8.9%減)となり、株主一人当たりの利益も悪化しています。

強みと競争優位性

同社の強みは、投資事業と創薬事業という二つの異なる事業領域で、それぞれ専門性を活かした戦略を展開している点にあります。NBI事業においては、SBI新生グロースキャピタル株式会社との共同ファンド組成を通じて、ヘルスケア領域への新たな資金供給枠組みを構築し、強力な投資プラットフォームを形成しています。これにより、有望な投資案件の発掘力と投資判断精度の向上を目指しています。また、投資先企業の企業価値向上支援や、製薬企業・大企業との事業アライアンス推進、米国VCとの連携強化といった戦略は、投資収益の最大化に貢献する可能性があります。

NANO MRNA事業においては、RNA創薬に特化し、PEGフリーのLNP技術を有するLuna RD株式会社の買収を機に、DDS技術をコア技術としたプラットフォーム主導型の事業展開を加速させている点が特徴です。TUG1 ASOやRUNX1 mRNAといった臨床開発パイプラインを優先的に進め、早期のライセンスアウトを目指すビジネスモデルは、大規模な資金投下を抑えつつ、収益化を図るための合理的なアプローチと言えます。

リスク要因

同社が抱えるリスクは多岐にわたります。NBI事業においては、投資案件の成否に関するリスクが最も重要です。投資先企業の企業価値低下による評価損や売却損、期待した投資収益が得られない可能性、特定の投資先や業界への集中リスクなどが挙げられます。また、ファンド組成や資金調達が計画通りに進まない場合、収益基盤に影響を及ぼす可能性があります。グローバル展開における法規制の変更、地政学的リスク、為替変動なども事業遂行上のリスクとなります。

NANO MRNA事業においては、パイプラインに関するリスクが深刻です。研究開発の遅延、提携解消、ライセンスアウトの不確実性などが、投下資金の回収困難や研究開発コストの増加に繋がる可能性があります。研究開発資金の確保も継続的な課題であり、資金調達が計画通りに進まない場合、事業運営に支障をきたす恐れがあります。さらに、事業遂行に必要な機能の多くを外部委託しているため、委託先の倒産や契約解消といった第三者への依存リスクも存在します。競合他社との競争激化や、特許権侵害に関する紛争リスクも無視できません。

投資テーマとの関連

同社は、創薬事業を通じて「バイオ・ヘルスケア」という投資テーマに直接的に関連しています。特に、RNA医薬やmRNA技術といった先進的な分野に注力しており、これらの技術は将来的な医療の発展において重要な役割を担うと期待されています。NANO MRNA事業におけるTUG1 ASOやRUNX1 mRNAの開発は、これらのテーマへの貢献度を示唆しています。

また、NBI事業においては、ヘルスケア領域における成長企業への投資を通じて、間接的にバイオ・ヘルスケア分野の成長を支援しています。日本の優れた技術シーズを持つスタートアップ企業を発掘し、グローバル市場への接続を支援する役割は、イノベーション創出という観点からも注目されます。AIやビッグデータといった技術が創薬プロセスに活用される可能性も考慮すると、広義のテクノロジー投資テーマとの関連性も示唆されます。ただし、現状ではNANO MRNA事業における具体的な臨床開発の進捗や、NBI事業における投資実績が、これらのテーマへの投資インパクトを測る上で重要となります。

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