ペプチドリーム株式会社 (4587) IFRS Yahoo!ファイナンス↗

業種: 医薬品
創薬バイオテクノロジー医療機器ヘルスケアITDX
財務プロファイル(全4163社中の相対位置)
E
収益性
業種 60/81位
C
安定性
業種 53/85位
E
成長性
業種 62/83位
E
効率性
業種 52/84位
E
CF健全性
業種 53/74位
売上高
185億円
粗利率
40.6%
営業利益率
-27.1%
純利益率
-20.2%
ROE
-7.3%
ROIC
-5.1%
自己資本比率
66.9%
D/Eレシオ
0.33
有利子負債
170億円
ネットキャッシュ
116億円
NC/時価総額
-
運転資本余剰*
53億円
運転資本余剰/時価総額*
-
フリーCF
-153億円
FCFマージン
-82.8%
キャッシュ化率
-
PBR
-
EV/EBITDA
-
PER
-
想定株価
-
想定時価総額
-

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

年度別損益

決算期売上高売上総利益減価償却費営業利益EBITDA経常利益純利益
2025年12月期 185億円 75億円 3億円 -50億円 -47億円 -53億円 -37億円
2024年12月期 467億円 345億円 3億円 211億円 215億円 209億円 150億円
2023年12月期 287億円 172億円 4億円 68億円 71億円 44億円 30億円

年度別BS(構造)

決算期総資産流動資産流動負債固定負債自己資本
2025年12月期 770億円 389億円 234億円 21億円 515億円
2024年12月期 928億円 572億円 184億円 176億円 568億円
2023年12月期 695億円 272億円 86億円 205億円 406億円

年度別BS(主要内訳)

決算期現金棚卸資産売上債権有利子負債投資有価証券のれん運転資本余剰
2025年12月期 287億円 32億円 59億円 170億円 非該当 84億円 53億円
2024年12月期 481億円 27億円 53億円 196億円 非該当 84億円 297億円
2023年12月期 195億円 24億円 50億円 222億円 非該当 84億円 109億円

運転資本余剰 = 現金 − 流動負債(独自定義・金融業は対象外)用語集↗

年度別BS(IFRS参考値)

決算期 その他金融資産(流動)※参考値 その他金融資産(非流動)※参考値
2025年12月期 625万円 21億円
2024年12月期 625万円 26億円
2023年12月期 625万円 118億円

IFRS特有のタグ。有価証券・デリバティブ・預け金等を合算した値で、純粋な投資有価証券ではないため参考値扱い。

年度別CF

決算期営業CF投資CF財務CFフリーCF
2025年12月期 -133億円 -21億円 -41億円 -153億円
2024年12月期 238億円 84億円 -30億円 322億円
2023年12月期 124億円 13億円 3億円 137億円

年度別1株データ

想定株価・想定時価総額は有報記載のPERとEPSから算出した参考値です(リアルタイム株価ではありません)

決算期EPSBPS1株配当配当性向1株NCPER想定株価想定時価総額発行済株式自己株式
2025年12月期 -29.0円 398.5円 - - 89.5円 - - - 130,010,400株 300株
2024年12月期 115.8円 437.6円 - - 219.1円 22.8倍 2644.9円 3439億円 130,010,400株 300株
2023年12月期 23.4円 311.2円 - - -20.9円 63.5倍 1486.5円 1933億円 130,010,400株 200株

年度別指標

決算期ROEROAROIC粗利率営業利益率EBITDAマージン純利益率FCFマージン自己資本比率D/Eレシオ
2025年12月期 -7.3% -4.9% -5.1% 40.6% -27.1% -25.3% -20.2% -82.8% 66.9% 0.33
2024年12月期 26.5% 16.2% 19.4% 73.9% 45.2% 46.0% 32.2% 69.0% 61.2% 0.35
2023年12月期 7.5% 4.4% 7.5% 60.0% 23.6% 24.8% 10.6% 47.8% 58.4% 0.55

年度別成長率

決算期売上高営業利益純利益売上CAGR(3年)売上CAGR(5年)営業利益CAGR(3年)代表者
2025年12月期 -60.3% -123.7% -125.0% -11.7% 9.7% - 代表取締役社長CEO リード・パトリック
2024年12月期 62.6% 211.7% 394.6% 70.8% 114.1% 68.4% 代表取締役社長CEO リード・パトリック
2023年12月期 6.9% -24.6% -59.8% 35.0% 34.9% -1.1% 代表取締役社長CEO リード・パトリック

業種比較(医薬品、84社中央値)

指標ペプチドリーム株式会社業種中央値
ROE-7.3%2.4%
ROA-4.9%1.6%
営業利益率-27.1%8.3%
純利益率-20.2%6.8%
自己資本比率66.9%69.7%
売上成長率-60.3%4.9%
PER-16.6倍
PBR-1.15倍
EV/EBITDA-9.3倍
NC/時価総額-3.6%
運転資本余剰/時価総額--4.2%
同業他社: 武田薬品工業株式会社(4502)大塚ホールディングス株式会社(4578)アステラス製薬株式会社(4503)第一三共株式会社(4568)中外製薬株式会社(4519)全85社 →
この銘柄と同業他社3社を比較 →

同業種の企業

医薬品で事業規模(想定時価総額)が近い企業
社名想定時価総額売上高
株式会社タウンズ (197A) 554億円 186億円
有機合成薬品工業株式会社 (4531) 84億円 154億円
コーア商事ホールディングス株式会社 (9273) 292億円 233億円
森下仁丹株式会社 (4524) 91億円 127億円
株式会社ミズホメディー (4595) 325億円 113億円
株式会社ジーエヌアイグループ (2160) - 268億円
わかもと製薬株式会社 (4512) 122億円 99億円
ネクセラファーマ株式会社 (4565) - 296億円
医薬品の企業一覧(全85社)→

異常検知フラグ

2025年12月期: 極端なFCFマージン
2024年12月期: 極端なFCFマージン
2018年6月期: 極端なFCFマージン

AI分析(2025年12月期)

創薬バイオテクノロジー医療機器
PDPS®プラットフォーム臨床開発パイプライン拡充放射性医薬品(RI)事業Non-RI領域(ペプチド医薬品、PDC、MPC)ディスカバリー&ディベロップメント企業への移行

見通し: 2026年12月期は売上収益320億円、Core営業利益46億円、Core営業利益率14.4%を目指す。臨床開発パイプラインを倍増させ、ディスカバリー&ディベロップメント企業への移行を進め、グローバル製薬企業への成長を目指す。

強み: 独自のPDPS®プラットフォームによる創薬技術力。RI領域とNon-RI領域の両輪での開発体制。グローバル大手製薬企業との提携実績。

懸念: 共同研究開発先の進捗や方針への依存度が高い。一時金契約の締結時期ずれによる売上収益の変動。一部不適切な試薬類発注・持ち出しによるガバナンスへの懸念。

リスク: 共同研究開発先の進捗遅延や方針変更による収益への影響。薬価引き下げ政策による収益悪化。サイバー攻撃による情報漏洩や社会的信用の失墜。

AI詳細分析(2025年12月期)

事業概要

ペプチドリームは、革新的な創薬プラットフォームシステム「PDPS®」を基盤とした医薬品の研究開発を行う企業です。PDPS®は、20種類のアミノ酸と非天然型アミノ酸から構成される環状ペプチドを短期間で創製できる技術であり、高い結合性と選択性を持つ医薬品候補化合物の発見を可能にします。同社は、このPDPS®技術を核として、ペプチド医薬品、ペプチド-薬物複合体(PDC)、多機能ペプチド複合体(MPC)といった多様なモダリティでの創薬開発に取り組んでいます。事業は大きく二つの領域に分かれており、一つは放射性医薬品(RI)領域です。PDRファーマとのシナジーを活かし、がん治療や診断に用いられる革新的な放射性医薬品の開発・販売、および海外からの導入を通じて事業拡大を目指しています。もう一つはNon-RI領域で、グローバル大手製薬企業や戦略的提携先とのライセンス契約に加え、自社プログラムも推進し、次世代の革新的医薬品創製を目指しています。収益の大部分は、共同研究開発契約から得られる契約一時金、研究開発支援金、マイルストーンフィー、ロイヤルティー等で構成されています。

直近決算ハイライト

2025年12月期連結会計年度において、ペプチドリームは売上収益18,521百万円(前年同期比28,155百万円減少)となり、大幅な減少を記録しました。これは、創薬開発事業において、当初見込んでいたマイオスタチン阻害薬の導出一時金約210億円が、最適なパートナーとの提携による価値最大化を優先した結果、当連結会計年度での契約実施を見送ったこと、および一部マイルストーンフィーや新規提携に伴う一時金等の契約締結時期の期ずれが主な要因です。創薬開発事業の売上収益は2,793百万円(前年同期比28,520百万円減少)となり、セグメント損失は5,357百万円となりました。一方、放射性医薬品事業においては、新製品の販売や既存製品の適応追加等により、売上収益は15,727百万円(前年同期比364百万円増加)と堅調に推移し、セグメント利益は434百万円(前年同期比188百万円増加)を計上しました。グループ全体では、Core営業損失4,866百万円、営業損失5,013百万円、当期純損失3,749百万円と、大幅な赤字となりました。これは、大幅な売上収益の減少が利益を圧迫した結果です。

強みと競争優位性

ペプチドリームの最大の強みは、独自の創薬プラットフォームシステム「PDPS®」にあります。この技術は、高い多様性を持つペプチドライブラリーを構築し、標的タンパク質に対して高い結合性と選択性を持つ環状ペプチドを効率的に創製できる点で、他のペプチド創薬技術に対して優位性を持つと認識されています。PDPS®は、低分子医薬品や、ペプチド-薬物複合体(PDC)、多機能ペプチド複合体(MPC)といった多様なモダリティへの展開を可能にし、創薬の可能性を広げています。また、放射性医薬品(RI)領域においては、PDRファーマが持つ製造販売業としての長年の経験と、臨床開発、薬事機能といった医薬品上市に必要な機能を統合することで、RI領域における開発・製造・販売までを一気通貫で実施できる体制を構築しています。これにより、革新的な放射性医薬品の開発・販売において、他社との差別化を図っています。さらに、グローバル大手製薬企業や戦略的提携先との強固なネットワークと、継続的な技術改良への投資も、同社の競争優位性を支える重要な要素です。

リスク要因

ペプチドリームの事業は、医薬品開発の特性に起因する複数のリスクを抱えています。まず、医薬品開発・薬事承認の不確実性です。臨床試験は多額の投資と長い年月を要し、予期せぬ結果により開発中止となる可能性や、当局の審査により承認が得られないリスクが常に存在します。また、医薬品には副作用のリスクが伴い、製造物責任を負う可能性や、製品回収、薬害訴訟に発展するリスクもあります。さらに、放射性医薬品の安定供給には、特定のサプライヤーへの依存や、製造・輸送における規制、自然災害等の影響がリスクとなり得ます。事業内容に関するリスクとしては、PDPS®技術の競争優位性の低下、知的財産権の侵害や無効化、そして共同研究開発先の進捗や方針変更による収益の変動が挙げられます。特に、収益の相当部分が共同研究開発先の進捗に依存するため、パートナーの動向が業績に大きな影響を与える可能性があります。その他、保有投資有価証券の減損、為替変動、新株予約権行使による希薄化、ITセキュリティリスク、コンプライアンス違反リスクなども考慮すべき要因です。

投資テーマとの関連

ペプチドリームは、医薬品創薬という広範なテーマにおいて、特に「次世代医薬品」や「個別化医療」といった分野で注目される企業です。同社の核となるPDPS®技術は、環状ペプチドという、これまで創薬が困難とされてきた領域での革新的な医薬品開発を可能にするポテンシャルを秘めています。AIや計算化学といった最先端技術を駆使した創薬アプローチとは異なり、ペプチドリームは独自のプラットフォーム技術でペプチド創薬の可能性を追求しており、これはバイオテクノロジー分野におけるイノベーションの一翼を担うものです。また、放射性医薬品(RI)分野への注力は、がん治療における新たなモダリティとして期待されており、個別化医療や標的治療といった、現代医療の重要なトレンドとも合致しています。同社が開発する医薬品が、難治性疾患の治療法にブレークスルーをもたらす可能性があれば、長期的な視点での投資テーマとして関連性が高いと言えます。ただし、医薬品開発には高いリスクと不確実性が伴うため、その関連性の深さとリターンの実現可能性は慎重に見極める必要があります。

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