このランキングについて

売上高の急増は、新規事業の立ち上がり、大型 M&A、海外展開の本格化、あるいは需要環境の劇的変化を映す指標である。本ランキングは 直近の有価証券報告書(通期) をベースに、前期比 +30% 以上の 売上高増加を達成した銘柄を、増加率の大きい順に並べたもの。売上高 10 億円未満の小規模銘柄、上場廃止銘柄は除外している。

集計時点: 2026-07-01(2026年上期版)/対象: 現役上場企業 データ出典: 各社の有価証券報告書(EDINET 提出書類)

トレンド観察

売上高の急増ランキングでは、情報・通信業のデータセクションが1000%超の成長率でトップに立ち、続いて卸売業のメタプラネット、不動産業のREVOLUTIONが500%超の増加率を示しました。サービス業が上位に複数ランクインしている点も特徴的であり、これは新規事業の立ち上げや、既存事業の急激な需要拡大、あるいはM&Aによる事業規模の拡大などが背景にあると考えられます。特にデータセクションの急成長は、AI関連事業の本格化など、特定の市場トレンドへの適合が大きく寄与した可能性が示唆されます。

こうした売上高の著しい増加は、企業の成長フェーズや事業ポートフォリオの変化を色濃く反映しています。一方で、ランキング上位には前期比で数倍に跳ね上がった銘柄が目立ちますが、その増加要因が一過性のものか、持続的な構造変化によるものかを慎重に見極める必要があります。例えば、大型受注の獲得や一時的な需要のピーク、あるいは会計基準の変更などが、数字を大きく押し上げている可能性も考慮すべきです。

また、上位には売上規模が100億円未満から急成長した企業も見られますが、ランキングの定義で除外されている小規模銘柄を含めると、より多様な成長ドライバーが見えてくる可能性があります。投資判断においては、過去の売上高推移、利益率の動向、そして成長の持続可能性といった多角的な視点からの分析が不可欠であり、単純な売上高の伸び率だけでは捉えきれない企業の実態を理解することが重要です。

Top 30 ランキング

順位銘柄業種決算期売上高前期売上高YoY
1データセクション株式会社情報・通信業2026年3月期336億円29億円+1042.0%
2株式会社メタプラネット卸売業2025年12月期89億円11億円+738.3%
3株式会社REVOLUTION不動産業2025年10月期346億円56億円+521.1%
4GMOインターネット株式会社サービス業2025年12月期785億円130億円+504.3%
5児玉化学工業株式会社化学2026年3月期827億円158億円+422.1%
6株式会社コンヴァノサービス業2026年3月期155億円32億円+378.8%
7株式会社イオレサービス業2026年3月期142億円35億円+298.9%
8株式会社プロレド・パートナーズサービス業2025年10月期123億円32億円+283.8%
9株式会社日本ハウスホールディングス建設業2025年4月期350億円129億円+171.4%
10ミタチ産業株式会社卸売業2025年5月期982億円389億円+152.4%
11JALCOホールディングス株式会社電気機器2026年3月期170億円69億円+147.8%
12株式会社Ridge-i情報・通信業2025年7月期26億円11億円+141.9%
13SBIグローバルアセットマネジメント株式会社サービス業2026年3月期279億円116億円+140.8%
14株式会社マルマエ機械2025年8月期114億円47億円+140.1%
15株式会社多摩川ホールディングス電気機器2025年10月期56億円24億円+137.1%
16株式会社エフ・コードサービス業2025年12月期119億円51億円+132.7%
17株式会社 THEグローバル社不動産業2025年6月期617億円270億円+128.4%
18新都ホールディングス株式会社卸売業2026年1月期279億円123億円+127.2%
19株式会社京都フィナンシャルグループ銀行業2026年3月期3,667億円1,673億円+119.2%
20株式会社フォーサイド情報・通信業2025年12月期87億円41億円+112.7%
21Aiロボティクス株式会社化学2026年3月期294億円142億円+106.7%
22セレンディップ・ホールディングス株式会社サービス業2026年3月期512億円251億円+103.6%
23スターシーズ株式会社小売業2026年2月期104億円51億円+103.2%
24PCIホールディングス株式会社情報・通信業2026年3月期268億円133億円+102.1%
25ククレブ・アドバイザーズ株式会社不動産業2025年8月期26億円13億円+101.2%
26任天堂株式会社その他製品2026年3月期23,131億円11,649億円+98.6%
27株式会社TKP不動産業2026年2月期1,144億円592億円+93.1%
28日本証券金融株式会社その他金融業2026年3月期1,142億円595億円+92.0%
29株式会社CCIグループ銀行業2026年3月期1,671億円896億円+86.6%
30AIストーム株式会社情報・通信業2025年12月期27億円14億円+86.5%

注釈

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